きのこ帝国、島田大介の構想から始まった「桜が咲く前に」MV

きのこ帝国の最新シングル「桜が咲く前に」より、タイトルトラックのミュージックビデオがYouTubeにて公開された。

彼女たちの代表曲「東京」の10年前を歌った「桜が咲く前に」。島田大介が監督と脚本を務めたこのMVは「東京」と「桜が咲く前に」の世界観が重なりあったものとなっており、「東京」のMVに登場した場所も映し出されている。

このMVの制作は、島田が劇映画用に温めていたプロットと「東京」と「桜が咲く前に」の歌詞の内容がシンクロしたと感じたことから始動。ディレクションは菅井高志、スタイリングは伊賀大介が手がけ、奥山由之が撮影した。

島田大介 コメント

前からきのこ帝国の噂はいろんなところから聞いていたので、ビデオの話をいただいて本当に嬉しかったです。
佐藤さんとの話の中で、この曲は前作シングル「東京」の10年前を歌ったものだと聞きました。
自分が考えていた劇映画用のプロット（もちろん彼女が経験した事とは少し違ってますが）と、これらの歌詞の世界とは、お互い呼応するようにシンクロしていきました。
なによりバンドのもつ魅力が全てだと思っています。
こういう吸引力は今の時代のミュージシャンにはすごく大事ではないでしょうか。