4月5日、東京・渋谷公会堂にてスターダストプロモーションの男子グループ・EBiDANのライブイベント「EBiDAN THE LIVE ~飛び出すEBi本 2014 Spring~」が開催された。
4月2日に発売されたEBiDANのオフィシャルブック第2弾「EBiDAN Vol.2」を記念し、
オープニングアクトであるEBiDAN TOKYO 39のメンバーが「けもパン世界タイトルマッチ」のサビ部分の振り付けを来場者にレクチャーし、会場が和やかな雰囲気に包まれる中で登場したのは悠斗、山崎悠稀、板垣瑞生、塩崎太智、吉田仁人の5人。TOKYO MX「EBiDAN」内の第4弾オーディションで選抜された彼らは、悠斗をセンターに「青空センターフォワード」をパフォーマンスした。その後EBiDAN TOKYO 39はたくさんのメンバーがステージ狭しとキュートに踊った「けもパン世界タイトルマッチ」、刀を使用したダンスも見どころの「ちゃんばらやばらば」を披露。にぎやかなステージで会場を温めた。
カスタマイZのライブはDAICHI(Dr)のドラムソロから幕開け。GORO(Vo, G)とHIROKI(B)も加わり3人が挨拶代わりに音を鳴らすと、サングラスをかけたHAMA(G)がステージへ駆け出し「俺たちがカスタマイZだー!」と叫んだ。彼らはDOES「バクチ・ダンサー」、FLOW「GO!!!」と骨太なロックチューンのカバーを盛り込んだセットリストで観客を盛り上げていく。「HEADBAND!!!!」ではGOROがタッピングを駆使したギターソロを聴かせるなど、高い演奏力も見せつけた。HAMAは「校門×Crusher」の間奏で手鏡を使って自身の顔をチェックしたり、MCで「渋谷公会堂のBoys & Girls、H、A、M、A……HAMAだよ!」「一番前から一番後ろまで愛してるからね」と話したりと独特のキャラクターを発揮。4人はコール&レスポンスも取り入れながら、一体感のあるライブを作り上げた。
ほかのグループにはない大人の魅力を振りまいたのはPrizmaX。最新シングル「take me」の収録曲を軸に、アッパーチューンや切ないミドルバラードなどさまざまな表情の楽曲をオーディエンスへ届けた。彼らはスキルフルなダンスや美しいハーモニー、愛嬌のあるMCで初見の観客をも惹きつける。ビッグバンド風のナンバーに乗せてステッキなどの小道具を使ったダンスを披露した際には、エンタテインメント性にあふれたパフォーマンスで観客を釘付けにした。2部ではファンが両手に持ったペンライトをぐるぐると回す様子を見た森崎ウィンが、それを進行を早めてほしいという“巻き”のサインだと勘違いしたということが清水大樹によって明かされ、場内は笑いに包まれる。そんなウィンは「僕たち普段大きいステージに立つことがあまりなくて、こうやって立たせてもらってることに感謝の気持ちでいっぱいです」と満員の客席へ思いの丈を述べた。
DISH//は1部でトリ、2部で3番手を務めた。1部では「It's alright」「FREAK SHOW」の生演奏や、四者四様の思考回路が入り乱れるナレーション、「踊らにゃソン!Song!」でのEBiDAN TOKYO 39とのコラボステージなど数々の見せ場を盛り込む。2部ではTAKUMIが「持ち時間まるまる使って10曲連続でぶっ通しでやりたいと思います! みんな俺たちについてこいよ、腹の底から声出していけよ! 渋谷公会堂かかってこいやー!」と煽り、宣言通り10曲をメドレー形式で熱演した。「ザ・ディッシュ~とまらない青春 食欲編~」ではそれぞれが紙皿を巻き、「デート@ショッピングモール」ではTAKUMIが超特急のタクヤのキメポーズや「けもパン世界タイトルマッチ」の振り付けをとり入れる。観客もDISH//の気概に負けじと大きな歓声で応え、場内は熱気に包まれた。
そしてイベントの大トリを飾った超特急のステージは、ユースケが「ラスト盛り上がる準備はできてるかー!」と威勢よく叫んだことを合図に始まった。彼らはその勢いのまま「ikki!!!!!i!!」を披露し、観客を自分たちの世界に引き込んでいく。自己紹介のあとにはコーイチがDISH//の10曲連続パフォーマンスについて「ビックリしたね! あんなんでけへん、俺ら」と仲間を称える場面もあった。顔をブルブルと震わせるアクションがユニークな「Rush Hour」、クールなダンスナンバー「Kura☆Kura」でファンを魅了したあと、7人は軽快な弦楽器の音色やフォークダンスを思わせる振り付けが印象的な「COMP!!COMP!!COMP!!」を届ける。この曲の終わりでは着ていたスカジャンを全員が一斉に脱ぐという演出も見られた。最後にはタカシの「この曲を聴いてビリビリッとしびれてくれたらうれしいです」という言葉から新曲「Believe×Believe」(ビリビリ)を投下し、イベントを派手に締めくくった。
全パフォーマンスが終了すると、この日の出演者がステージに集結。各グループを代表しての挨拶では、悠斗は「本当に楽しかったです。またたくさんのお客さんの前で披露したいです!」、GOROは「俺たちカスタマイZまだまだ成長していくんで、次会うときはもっともっとすごくなったカスタマイZを見せられるんじゃないかなと思います」、ウィンは「楽しかった! これからもどんどんライブしていきたいと思うのでよろしくお願いします!」、TAKUMIは「今日来てくれた1人ひとりにありがとうと言いたいです。またこうやって全チームのファンが集まって、楽しい空間を作り上げていきたいと思ってます!」とそれぞれ感想を語った。超特急のリョウガは高台へと登り、「EBiDAN最高だし、みんな最高です! この宇宙の中でここが一番熱かったと思います。これからも恵比寿学園男子部をよろしくお願いします!」とまっすぐに思いを伝えた。
「EBiDAN THE LIVE ~飛び出すEBi本 2014 Spring~」
2014年4月5日 渋谷公会堂 セットリスト
第1部
EBiDAN TOKYO 39
01. 青空センターフォワード
02. けもパン世界タイトルマッチ
03. ちゃんばらやばらば
カスタマイZ
01. ハレ晴レユカイ
02. 校門×Crusher
03. バクチ・ダンサー
04. HEADBAND!!!!
05. GO!!!
PrizmaX
01. take me
02. Never
03. 抱きしめて行く
04. GO!
05. Wild Party
06. Ready
超特急
01. ikki!!!!!i!!
02. Rush Hour
03. Kura☆Kura
04. Drive on week
05. Secret Express
DISH//
01. It's alright
02. FREAK SHOW
03. メドレー(デート@ショッピングモール、ピーターパンシンドローム、踊らにゃソン!Song!)
04. FLAME
第2部
EBiDAN TOKYO 39
01. 青空センターフォワード
02. けもパン世界タイトルマッチ
03. ちゃんばらやばらば
カスタマイZ
01. 校門×Crusher
02. ハレ晴レユカイ
03. バクチ・ダンサー
04. HEADBAND!!!!
05. GO!!!
PrizmaX
01. HANDS UP
02. GO!
03. Wild Party
04. take me
05. Never
06. Find The Way~卒業~
DISH//
01. メドレー(TENKOUSEI、ザ・ディッシュ~とまらない青春 食欲編~、ピーターパンシンドローム、デート@ショッピングモール、こくっちゃえっつーの!、GRAND HAPPY、マジで無理~SUPERムチャブラレターズ~、FREAK SHOW、I Can Hear、晴れるYA!)
超特急
01. ikki!!!!!i!!
02. Rush Hour
03. Kura☆Kura
04. COMP!!COMP!!COMP!!
05. Believe×Believe
※記事初出時、DISH//の出演順に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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- EBiDAN (恵比寿学園男子部) - スターダストプロモーション
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