番組開始時間の22:00になると「女の子は泣かない」のイントロが流れ初め、「時刻は夜10時になりました」の第一声で早くも噛むという彼女らしいオープニングを飾った片平。その後も「こんばんは。片平里菜です。『YOKOHAMA RADIO APARTMENT』木曜部屋に引っ越してきました。片平里菜の“カタ”と、言葉の“コト”で『カタコトラジ』です」と、たどたどしくも丁寧な口調で番組を進行し、早速番組に寄せられた大量のメッセージを読み上げていく。そして4月30日に発売される3rdシングルを「3rdアルバム」と間違えて紹介しつつ、新曲「Oh JANE」を新番組のプレイリスト一発目に選曲し、オンエアした。
この日のメッセージテーマは、新生活の始まる4月ということで「引越し」。このテーマにちなんで、彼女は「実は私、この先月末から東京での生活をスタートしました」と3月末から東京に住み始めたことをリスナーに報告した。その後もリスナーからのメッセージを読みつつ、地元福島への変わらない思いを表すかのように東京と福島との往復生活の中から生まれた楽曲「Come Back Home」を紹介した。また「初めてのラジオで緊張してますけど、なんかラジオの生放送はライブに似てますね。楽しいです」と、早くもラジオの魅力に気付いた様子で、全国各地から寄せられたメッセージをテンポよく読み上げていった。
続く「カタコトライブ」コーナーでは、「その日の気分でユルく歌います。今から歌うのは今日にピッタリの曲です」と話してから「始まりに」をアコースティックギターの弾き語りで披露した。今後もこのコーナーでは片平が自分で選んだ好きな曲を、当日の気分でアコースティックギター片手に歌っていく。
番組後半に始まった「カタリベの部屋」は、片平が自分の心にとまった歌詞を朗読するというコーナー。初回放送のこの日はファーギーの「Big Girls Don't Cry」の訳詞を朗読し、「2ndシングル『女の子は泣かない』のルーツがこの曲にもあったのかもしれないと、最近気付きました。私が中高生の頃よく聴いていた大好きな曲です」とこの楽曲にまつわる思い出を語った。
80分にわたる生放送もいよいよエンディング。彼女は番組内で紹介しきれなかったメッセージがたくさんあったことに触れつつ、「ラジオの生放送もライブみたいでたくさんの人とつながれてうれしかったです」と喜びの言葉を口にした。なお番組内では「女の子は泣かない」など自身の楽曲に加え、ガブリエル・アプリン、My Chemical Romance、テイラー・スウィフトなど彼女のルーツとも言える敬愛するアーティストの楽曲を自ら選曲してオンエア。今後も彼女の音楽的ルーツが透けて見える選曲も楽しみのひとつになりそうだ。
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