中島愛、思い出の青年館で熱唱「絶対にまた会いましょう」

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本人名義での音楽活動の無期限休止を発表した中島愛が、3月20日に東京・日本青年館にてワンマンライブ「Megumi Nakajima FINAL LIVE『Thank You』」を開催した。

中島愛「Megumi Nakajima FINAL LIVE 『Thank You』」の様子。

中島愛「Megumi Nakajima FINAL LIVE 『Thank You』」の様子。

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中島愛「Megumi Nakajima FINAL LIVE 『Thank You』」の様子。一面黄色いサイリウムで埋め尽くされた日本青年館。

中島愛「Megumi Nakajima FINAL LIVE 『Thank You』」の様子。一面黄色いサイリウムで埋め尽くされた日本青年館。

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テレビアニメ「マクロスF(フロンティア)」のヒロイン、ランカ・リー役に抜擢され、2008年6月に「ランカ・リー=中島愛」名義で歌手デビューを果たした中島愛。ラストライブの会場に選ばれた日本青年館は、彼女が2007年8月に行われたイベント「マクロス25周年記念ライブ~MINMAY meets FIRE BOMBER~」にて初めて歌手としてステージに立った思い出の場所だ。

開演時刻になると、ものものしいストリングスとSEが鳴り響き、場内は緊張感に包まれる。続けて2月にリリースされたアルバム「Thank You」のオープニングナンバー「愛の重力」のイントロが流れ、ステージ上段にピンクのドレスをまとったまめぐが登場。大きな歓声に包まれる中、まめぐはさらに「Thank You」からの楽曲「Carry Out!」を力強く歌い上げた。

「2014年3月20日、ここに集まってくれて本当にありがとうございます。今日は特別な1日ですけど、みんなに『とても幸せな日だった』と思ってもらえるようにがんばって歌います。みんな一緒に盛り上がってくれますか?」とまめぐが呼びかけると、観客は歓声とペンライトで応える。まめぐは「みんなの声が力になります。最後までよろしくね!」と、さらに3曲を披露した。次のMCでは、この日のために用意されたという衣装の話に。このドレスは彼女が子供の頃、母親に買ってもらった「お姫様セット」のシルエットを再現したもの。彼女は自分で無造作にポニーテールを結って、お気に入りの「お姫様セット」で華やかなステージに立つ日を夢見ていたという。

ライブ中盤はしっとりとしたバラードが中心で、観客は腰を下ろしてまめぐの歌声を堪能した。「あの日の海」では彼女のライブ活動を支え続けてきたバンマス・西脇辰弥の演奏するハーモニカの音色が美しく響き渡る。新曲「Wish」で再び会場を熱く盛り上げると、まめぐは「最近のライブであまりやれてない曲で歌いたいものがいっぱいあったから、メドレーにしちゃったんだぞー!」と、「空色ラブレター」「好キッス!KISS!!」など4曲をメドレーで連発。終盤の「Hello!」「Shining on」ではコール&レスポンスやメンバー紹介で大きな盛り上がりを見せたが、「ノスタルジア」では「ありがとう」を繰り返すまめぐの切ない歌声が場内を包み込む。そしてラストナンバーに選ばれたのは、デビュー曲「天使になりたい」。まめぐは時折涙で声を詰まらせながらも力強く歌い切った。

観客の「まめぐ!」コールを受け再びステージに上がったまめぐは、「ランカ・リー=中島愛」名義の楽曲「放課後オーバーフロウ」「星間飛行」を披露。「星間飛行」ではまたも涙で歌えなくなるシーンがあったが、観客は大合唱でサポートする。そしてまめぐは「今日のライブをもって、中島愛としては歌を一度お休みすることにしました」と、ここでファンに向けて改めて自身の思いを語り始めた。

「去年『そんなこと裏のまた裏話でしょ?』と『ありがとう』というまったくテイストの異なるシングルを出させていただいて、正しくアニメーションに沿った形でいろんなテイストの曲を歌うのが中島愛なんだなって思いました。それはアニメ作品なしでは成り立つことではなくて。だからこそいつでもアニメ作品の歯車の1つになりたかったし、中島愛という名前が前面に出るよりも、そのアニメを観てほしいと思って歌っています。なぜここで歩みを止めるのかというと、今の自分だとそれ以上のことには応えられないと思ったんです。今までの道を噛みしめて見つめ直す時間がきっと必要だと思いました。私自身の力不足。はっきり言って私のわがままです」と活動休止を決意するに至った経緯を話したまめぐ。「すべての皆さんにありがとうの気持ちと、ごめんなさいの気持ちを伝えたいです。いつかまた胸を張って『ただいま』と言えるように。それが今の私の目標です」と思いを伝えた彼女に、客席からは「待ってるよ!」「必ず戻ってこい!」と温かい声援が飛んだ。

大きな拍手に包まれたまめぐは「みんなへの気持ちを歌で届けたいと思います」と、「Songbird」「金色~君を好きになってよかった」の2曲を熱唱。「金色~君を好きになってよかった」ではファン有志の呼びかけで用意されていたサイリウムで場内が黄色一色に染まった。「絶対にまた会いましょう!」とまめぐはステージを去ったが、アンコールを望む「まめぐ!」コールは鳴り止まない。みたびステージに上がったまめぐは西脇のピアノのみをバックに、アルバム「Thank You」のラストを締めくくる楽曲「とうめいにんげん」を歌い上げると、「みんながくれた6年間、一生忘れません。ありがとうございました」と最後のメッセージを残し、約2時間半に及んだラストステージの幕を下ろした。

中島愛「Megumi Nakajima FINAL LIVE 『Thank You』」
2014年3月20日(木)東京都 日本青年館 セットリスト

01. 愛の重力
02. Carry Out!
03. TRY UNITE!-extended version-
04. そんなこと裏のまた裏話でしょ?
05. ありがとう
06. 星空
07. 素直
08. あの日の海
09. Wish
10. メドレー:空色ラブレター / white heart rhythm / 好キッス!KISS!! / Megu2Magic
11. Hello!
12. Shining on
13. ノスタルジア
14. 天使になりたい
<アンコール>
15. 放課後オーバーフロウ
16. 星間飛行
17. Songbird
18. 金色~君を好きになってよかった
<ダブルアンコール>
19. とうめいにんげん

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