タイ空港デモに巻き込まれSweet Vacationライブ中止

本日11月28日にFM802主催イベント「MINAMI GROOVE 2008」への出演が予定されていたSweet Vacationが、反政府市民団体のデモによってバンコクの空港が封鎖された影響から、急遽出演を中止することが発表された。

現在タイでは民主市民連合PADによる大規模なデモが発生しており、新バンコク国際空港（スワンナプーム空港）は封鎖状態。タイに在住しているSweet Vacationのボーカル・Mayは空港に入ることができず、今もバンコクで足止めをされている。

なんとか来日しようと彼女はあらゆる出国可能なルートを検討したとのことだが、旧バンコク国際空港（ドンムアン空港）および第二の都市チェンマイも封鎖されており、出国は困難な状況だ。

Mayとの打ち合わせのためもあって先週までタイにいた早川大地（Sweet Vacation/東京エスムジカ）は、デモ隊と遭遇しながらも間一髪でイミグレーションを通過し、すでに帰国。しかしMayの来日は叶わず、残念ながら本日の公演への出演はキャンセルとなった。

同時に彼らは、Sweet Vacationとして大阪でリベンジ公演を準備することを早くも発表。本日のイベント会場ではMayからのメッセージが書かれた手紙が配布され、次回以降のライブにこの手紙を持参すると彼女からのプレゼントが配られる。

タイ当局の発表では明日29日には空港封鎖が解除される模様。12月4日に東京・代官山UNITで開催される初の自主企画イベント「E-TRiPPER」へは予定どおり出演できるようだ。なお、本日オフィシャルサイトではMayによる動画コメントがアップされるとのこと。