このライブはサンシャインシティおよび東京スカイツリータウンのプラネタリウムに彼らの楽曲が使用されることを記念して開催されたもの。イベントはまずプラネタリウムについてのトークからスタートし、地元沖縄の星空や風景を紹介するプラネタリムの内容に対する新里英之(Vo, G)の「観たらもう沖縄に帰りたくなりました」という感想に会場から笑い声が上がった。
ライブの1曲目は彼らの代表曲「AM11:00」。「一緒になって盛り上がっていきましょうねー!!」と新里が声を上げ、仲宗根泉(Key, Vo)によるシンセサイザーのおなじみのイントロが鳴り始める。いきなりのヒットナンバーの披露に対し観客からは驚きまじりの嬌声が上がった。
続けて演奏されたのは「GLOCAL」収録のアップテンポチューン「エール」。曲のビートに合わせて新里がタオルを振り回し、観客も持参のタオルを頭上に掲げる。新里はそのまま客席に近づいたり2階のファンを煽り立てたりして会場を盛り上げた。そして曲が終わり、名嘉俊(Dr)が今回初披露となるアルバム収録曲「Have a ice day」について「この曲はメロディも覚えやすくてリズムもいいので、買い物なんかもはかどっちゃうんじゃないかな」と説明する。披露された楽曲は鈴の音が特徴的な四つ打ちビートとさわやかなサウンドが組み合わさったキャッチーなナンバー。初めて聴くファンも曲の後半には合唱に参加していた。
ピアノの音色から始まるバラード「会いたい」を経て、早くもライブは最終曲「帰る場所」へ。新里はこの曲を通じて「自分が生まれ育ったところを思い出してくれれば」とファンに語りかける。そしてメンバーの「イーヤーサーサー!」という沖縄の掛け声を合図に曲が始まり、ゲスト出演した琉球国祭り太鼓(国は旧字体が正式表記)のメンバーによる琉球太鼓の打音と郷愁を誘う三線の音色を広場いっぱいに響かせてHYによるミニライブは終了した。
HYの新作「GLOCAL」は彼らの自主レーベル「ASSE!! Records」設立後初のフルアルバムで、今回のライブで披露された楽曲など10曲を収録。また初回限定盤には昨年11月27日に東京・渋谷CLUB QUATTROで行われたライブ映像などを収録したDVDが同梱される。さらに2月28日には台湾でのCDリリースも行われる予定だ。
HY「GLOCAL」収録曲
CD
01. 会いたい
02. オーレ
03. 無理な願い
04. 言い訳男と愛して女
05. 恋の花びら
06. 昔の人よ
07. Have a ice day
08. あなたみたいに
09. 帰る場所
10. エール
初回限定盤DVD
・2013年11月27日「HY TO-HI TOUR2013」東京・渋谷QUATTROで行われたLIVE映像
・インタビュー映像
■HY『GLOCAL』全曲トレイラー
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ナタリー - HY、ニューアルバム収録曲をフリーライブで初披露 http://t.co/OLfEtx9rKa 見たかったなあ…( ;∀;)