これはトミタ栞の20歳の誕生日を記念して行われた初のワンマンライブ。オーディエンスの温かい拍手に迎え入れられステージに現れたトミタ栞は、自身が作詞した「HAPPY TIME」から元気よくライブをスタートさせた。1曲目を歌い終わると「こんなにたくさんの人にお祝いされるのは初めてなので幸せです」「今日はスカートを履いてきました。大事なときに解禁しようと思っていて、スカートを履くのは今日が初めてです」「もっと緊張するかと思ってたけど、あたし結構大丈夫かも」と笑顔を見せながら語った。
「スキスキップ」「まにまに」を歌唱したあと、ステージ右手のスクリーンにて「トミタ栞の生い立ちVTR」がスタート。結婚式のプロフィールビデオのように彼女の赤ちゃんの頃の写真や小学校の運動会の写真などが映し出されていく。また高校受験の際、すべり止めとして受けた学校が不合格だったものの、定員割れが起きて奇跡的に入学できたエピソードが紹介されると、会場からは大きな笑い声が起こった。さらに高校の文化祭でシンデレラを演じた際の映像や、現在の所属事務所のオーディション時の貴重な映像も流され、観客を楽しませた。
「トミタ栞の20年史スペシャルメドレー」のコーナーでは、トミタ栞は自身の名前の由来になったサザンオールスターズ「栞のテーマ」をはじめ、人生初のカラオケで歌った大塚愛「さくらんぼ」、オーディションで披露した西野カナ「会いたくて 会いたくて」、高校時代に流行っていたアニメ「けいおん!」劇中歌の「ふわふわ時間」をカバー。さらに中学校の合唱曲だったというH2O「思い出がいっぱい」では、ピアノ弾き語りに挑戦しながらしっとりとした歌声を届けた。
またライブの途中にはメッセージVTRの紹介も。スクリーンにはトミタ栞と交流のある7!!、ナオト・インティライミ、大塚愛、チャラン・ポ・ランタン、ティーナ・カリーナ、DEPAPEPE、tvk「saku saku」の屋根の上の住人、彼女が通っていた学習塾の塾長が登場し、20歳の誕生日と初ワンマンを祝福した。
ライブ終盤、トミタ栞はトレードマークのオーバーオールに着替えて登場。岐阜から上京して東京での生活に奮闘していた彼女自身をモチーフにした「あたらしい朝のうた」を、噛み締めるように歌い上げる。歌唱後、彼女は「デビューイベントで緊張しながら歌っていたのを思い出しました。きっと私にとってすごく大切な曲になっていくと思います」と感慨深そうに語った。そしてアップテンポな「エ・ネ・ト・カ・ネーション」「MONSTER GIRL」を元気よくパフォーマンスして本編を終了させた。
アンコールでは「saku saku」の黒幕がサプライズ出演。バースデーケーキを持ってステージに現れた黒幕は「Happy birthday to you」の音頭を取って彼女の誕生日を祝福する。そして最近トミタ栞とギターを買いに行ったエピソードを紹介すると、ステージには実物のギターが運ばれてくる。トミタ栞はそのギターを手に取り、黒幕とともに「サクサカーの歌」を歌い上げた。続いて彼女は「きらきら」というタイトルの新曲が完成したことを報告。「作詞も一生懸命がんばりました。皆さんにいち早く聴いてほしいです」と語り、ポップな新曲を届けた。ラストは「ハレの日の結末」をキュートに披露。こうして多くの人たちに祝福されながらトミタ栞初のワンマンライブは大成功のうちに幕を閉じた。
トミタ栞 ライブ2014 ~はじめてのワンマンは二十歳の誕生日!!~
2014年2月1日 神奈川・yokohama Bay Hall セットリスト
01. HAPPY TIME
02. スキスキップ
03. まにまに
04. 線香花火
05. トミタ栞の20年史スペシャルメドレー
・栞のテーマ(サザンオールスターズ)
・さくらんぼ(大塚愛)
・会いたくて 会いたくて(西野カナ)
・ふわふわ時間(桜高軽音部)
・思い出がいっぱい(H2O)
06. あたらしい朝のうた
07. エ・ネ・ト・カ・ネーション
08. MONSTER GIRL
<アンコール>
09. サクサカーの歌 ※tvk「saku saku」より
10. きらきら
11. ハレの日の結末
※カッコ内はオリジナルアーティスト
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