本日12月29日より東京・NHKホールにて、大晦日に放送されるNHK「第64回NHK紅白歌合戦」の公開リハーサルが行われている。この記事では美輪明宏のコメントを紹介する。
昨年「ヨイトマケの唄」のパフォーマンスで大きな話題をさらった美輪は、今年「ふるさとの空の下に」を歌唱。2度目の紅白に臨む姿勢については「去年と同じです」とだけコメントし、演出面においても至極シンプルであることは前回と変わらないという。セットは「今回は空だけ」、衣装も「白いシャツに黒いズボン。髪も去年と同じ黒い短髪」と明かし、「歌の邪魔になるものは全部なくします」「あとは皆さんのご想像にお任せします。なるたけわかりやすく、平易なものにしたいと思っています」と堂々たるスタンスを明らかにした。
「ふるさとの空の下に」は、美輪が地元長崎に帰るときに汽車が一緒になった戦災孤児のことを歌った1曲。会見では、戦後の状況を必死で生き抜いた日本の一般市民について熱弁し、「今もいろんな問題がありますけど、日本人の生命力はすごい。歴史がそれを証明しているんです。そういう意味でこの曲をやるんです」と語った。
NHK総合・ラジオ第1「第64回NHK紅白歌合戦」
2013年12月31日(火)19:15~23:45
※5分間の中断ニュースあり
関連記事
タグ
リンク
- 第64回NHK紅白歌合戦
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
美輪明宏の紅白、戦災孤児を歌う今年もシンプル「空だけ」 http://t.co/Ond85ag7z9 #NHK紅白