倉田保昭
クラタヤスアキ
1946年3月20日生まれ、茨城県出身。日本大学芸術学部演劇科を卒業後、東映撮影所の研究生に。1967年、佐藤純彌監督作「続組織暴力」で銀幕デビューを飾る。1970年に香港のショウ・ブラザース社のオーディションに合格し、翌年「続・拳撃 悪客」で香港映画に初出演。活動の場を香港映画界に移し、1974年に「帰って来たドラゴン」を引っさげて日本凱旋を果たした。1976年に倉田アクションクラブ、1985年に倉田プロモーションを設立し、人材育成にも力を入れる。「七福星」でジャッキー・チェン、「セブンス・カース」でチョウ・ユンファ、「フィスト・オブ・レジェンド」でジェット・リー、「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」でドニー・イェンと共演。1989年には自ら企画、原案、プロデュース、アクション監督、主演を担った「ファイナル・ファイト 最後の一撃」を発表した。2017年には中国映画「戦神 ゴッド・オブ・ウォー」で第24回香港電影評論学会大奨の最優秀男優賞を受賞。著書に「和製ドラゴン放浪記」がある。