キネ旬監督賞は「夜明けのすべて」の三宅唱、松村北斗の主演男優賞もすごくうれしい

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2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テンの表彰式が本日2月20日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われ、「夜明けのすべて」で日本映画監督賞に選ばれた三宅唱が登壇した。

左から「夜明けのすべて」主演の松村北斗、監督の三宅唱、企画・プロデュースを手がけた井上竜太

左から「夜明けのすべて」主演の松村北斗、監督の三宅唱、企画・プロデュースを手がけた井上竜太

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松村北斗SixTONES)と上白石萌音が共演した「夜明けのすべて」は、パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱えた者同士が、少しずつ互いの殻を溶かし合っていく物語。瀬尾まいこの同名小説をもとにしている。

日本映画監督賞を受賞した三宅唱

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三宅は「俳優賞、本当におめでとうございます。映画を作っている身からすると、俳優賞はとてもうれしい!」と松村を見やり、「『ファーストキス 1ST KISS』を昨日観たんです。直後に主演に会えるのは役得! 素晴らしい映画でした」と思いを伝える。そして「賞につながったのは、多くの方が観てくださったから。今も各地の映画館で上映が続いています。ぜひ近くの映画館で観てほしいなと思います」と観客に呼びかけた。

三宅唱

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上白石について、三宅は「上白石さんが小説を好きだったことが出発点。脚本を書いている時点でお会いして、作品について長い時間話す機会がありました」「彼女を作り手として尊敬していますし、いい時間でした」としみじみと話す。そんな三宅を、松村は「すごく繊細で、作品と同時に現場(の雰囲気)も作ってくれるムードメーカー。すごく自然に導いてくださる」と評した。

外国映画監督賞はクリストファー・ノーランが手がけた「オッペンハイマー」が受賞し、配給会社ビターズ・エンドの代表・定井勇二がノーランに代わって出席した。定井は「日本でもたくさんの方々に観ていただき、賞までいただけたこと、そしてそういった作品に関われたことを感謝しております」と心境を伝えた。

なお映画ナタリーでは、引き続き表彰式の模様をレポートする。

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出町座 @demachiza

『夜明けのすべて』おめでとうございます!
出町座にて3/7から🎉再上映させていただきます!
https://t.co/rPixOfQhpS https://t.co/rdWHNY3cFG

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