日本のいちばん長い日(1967年)

ニホンノイチバンナガイヒ

製作:1967年(日本) / 配給:東宝

解説 原作は大宅壮一が、終戦当時の政治家や宮内庁関係者、元軍人、民間人から収録した実話を編集した同名の実録。これを岡本喜八が監督したオール男優スター・キャストの超大作。東宝創立35周年記念映画でもあり、またのちのいわゆる“8・15”ものの第1作となった。題名「日本のいちばん長い日」とは1945年8月14日の正午から翌15日正午の玉音放送に至るまでの、本作品のヤマ場として描かれる1日のことを指している。日本に無条件降伏を求める連合国のポツダム宣言が、海外放送で傍受された7月26日早朝を冒頭に、原子爆弾の投下、ソ連の参戦などの事件を背景に、軍部や政府内部の状況が、刻一刻と変化していく様子を克明に描いている。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:岡本喜八

キャスト

阿南陸相:三船敏郎
山村聰
下村情報局総裁:志村喬
鈴木総理:笠智衆
東郷外相:宮口精二
松本外務次官:戸浦六宏
古賀少佐:佐藤允
憲兵中尉:井川比佐志
石原少佐(近衛師団参謀):久保明
菅原中佐(厚木基地副司令官):平田昭彦

迫水書記官長:加藤武
館野守男(NHK):加山雄三
原百合子:新珠三千代
徳川侍従:小林桂樹