萩尾望都、竹宮惠子、山岸凉子らとともに、少女マンガ界の革新を担った“花の24年組”の1人として知られる大島。1979年に少女に擬人化させた子猫が主人公の「綿の国星」で、第3回講談社漫画賞を受賞した。
本特集では3作品がラインナップ。映像化された中で唯一のアニメーション作品「
関連イベントとして、上映期間中に元町の書店「1003」にて、大島のコミックスや関連書籍などがセレクトされたコーナーが登場。また8月16日の「金髪の草原」上映後、映画館2階にてマンガ研究を専門とする増田のぞみが大島作品の魅力や次世代に与えた影響などを語るトークイベントが開催される。詳細は下記を確認してほしい。
増田は「生と死が交錯するお盆の時期、8月、夏休み…。大島弓子との出会いに、これほどふさわしい季節はありません…!」とコメント。本企画担当の元町映画館スタッフ・林未来は「新しい世代にも発見してもらえる機会にしたいです。『今こそ大島弓子が必要だ!』」と語っている。
元町映画館15周年記念「大島弓子に逢いたくて」開催概要
期間
2025年8月16日(土)~22日(金)
場所
兵庫県 元町映画館
料金
一般 1800円 / シニア・各種サービスデー 1300円 / 学生・障害者 1000円 / サポーターズクラブ 1200円 / 3回券 3300円
上映作品
- 綿の国星
- 金髪の草原
- グーグーだって猫である
トークイベント「大島弓子の魅力を語ろう」
2025年8月16日(土)「金髪の草原」17:10の回上映後
登壇者:増田のぞみ
増田のぞみ(甲南女子大学文学部メディア表現学科教授)コメント
大島弓子作品に映画館で出会える…!
生と死が交錯するお盆の時期、8月、夏休み…。大島弓子との出会いに、これほどふさわしい季節はありません…! 再会する方も初めて出会う方も、元町映画館のスクリーンで日常の中にひそむ不思議を見つけてみませんか。世界の見え方が変わるかもしれません。
林未来(元町映画館スタッフ・企画担当)コメント
大島作品は少女漫画には珍しく、ファンが一世代に集中しておらず幅広い。身近なできごとだけではなく自分自身の中に広がる世界を描くので、消費されることなく愛され続けているのかもしれません。男性ファンも多いし、新しい世代にも発見してもらえる機会にしたいです。「今こそ大島弓子が必要だ!」
大島弓子の映画作品
関連商品
映画ナタリー @eiga_natalie
大島弓子原作の映画が神戸で上映、「綿の国星」「グーグーだって猫である」など3作品
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