SixTONES松村北斗がキネ旬主演男優賞、アイドル・俳優活動は「どちらにも仲間がいる」

松村北斗（SixTONES）が、2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テンで主演男優賞を獲得。本日2月20日に東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われた表彰式に出席した。

三宅唱の監督作「夜明けのすべて」にて、パニック障害を患いさまざまなことをあきらめている青年・山添孝俊を演じた松村。「重みのある賞をいただけて心の底からうれしい思いです。僕じゃなくてあの方のほうが……という思いも止まりません」と素直に話し出す。

「夜明けのすべて」に関しては「誰かに居場所を作ってあげるような物語。救われた方が少しでもいることを実感できて、何よりも幸せです」と言及。アイドルと俳優活動の両立について聞かれると「刺激をくれる方々に自然と引っ張っていただいている。どちらにも仲間がいる仕事です」「アイドルグループは『人生を懸けて一生をともにするもの』という思いのもと集まっていて、“自分”の要素がパーセンテージとしては大きい。映画はみんなで1つの貯金箱を貯めていくような思いで活動しています」と答えた。

なお主演女優賞は、「あんのこと」「ナミビアの砂漠」の河合優実が受賞した。映画ナタリーでは引き続き授賞式の模様をレポートする。

※記事初出時、作品名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。