「海辺へ行く道」主人公の仲間役に蒼井旬ら、麻生久美子・高良健吾・唐田えりかも出演

「いとみち」の横浜聡子が監督、「ルート29」の原田琥之佑が主演を務めた「海辺へ行く道」の新キャストが解禁。オーディションを経て主人公・奏介の仲間役に蒼井旬、中須翔真、山崎七海、新津ちせが選ばれたほか、麻生久美子、高良健吾、唐田えりか、剛力彩芽らも出演するとわかった。

三好銀の同名マンガをもとにした本作の舞台は、アーティストの移住支援をうたう海辺の街。のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介と仲間たちは夏休みにもかかわらず、演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと忙しい日々を過ごしていた。街には何やら“怪しげなアーティスト”たちがうろうろしており、奏介たちに少し不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。撮影は2023年の夏にオール小豆島ロケで行われた。

子供たちの周囲で交差する大人役として麻生、高良、唐田、剛力のほか菅原小春、村上淳、宮藤官九郎、坂井真紀も出演。映画監督の諏訪敦彦も俳優として参加した。

なお、本作が瀬戸内海の島々と沿岸部で開催される瀬戸内国際芸術祭2025へ出品されることも明らかに。同芸術祭に映画が参加するのは初となる。

「海辺へ行く道」は2025年晩夏に全国で公開。第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門への正式招待が決定している。

※山崎七海の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記