本作はアーティストの移住支援をうたう海辺の街を舞台に、のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介の姿を描いた作品。奏介とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず、演劇部に依頼された絵を描いたり、新聞部の取材を手伝ったりと忙しい日々を過ごしていた。街には何やら“怪しげなアーティスト”たちがうろうろしていて、奏介たちにはちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。英題は「Seaside Serendipity」。
原田は2022年公開の「サバカン SABAKAN」で映画デビュー。2024年11月に封切られた「ルート29」には、主人公たちが出会う森の少年役で出演し、高良健吾と親子を演じていた。現在、トップコートに所属している。
今回選出されたジェネレーション部門は子供を題材に扱った作品が選ばれる部門。「海辺へ行く道」はジェネレーション部門の中でも4歳以上が対象となるGeneration Kplusコンペティション部門に選出された。部門ディレクターは「島を散歩するように、素晴らしいキャラクター・映像・物語が隅々にまで行き渡り、出会いと別れを繰り返していく。約2時間半の至福の魔法のような映画は、人生にとって芸術とは何かを深く考える機会を与えてくれました」とコメント。ドイツ現地時間の2月13日から始まる映画祭では、11人の子供審査員によって最優秀賞(クリスタルベア賞)が選ばれる。
約18年のキャリアで初めてベルリンに招待された横浜は「子供たちに開かれた部門に招待いただいこと、とても感動しています。私にとっても初めてのベルリン、現地の皆さんに、子供たちに、この映画をどう感じてもらえるのか。もうすぐ始まる未知の世界、存分に楽しみたいです」とコメント。原田は「きっとこの嬉しいお知らせを聞いたら奏介は『うぉ~』って喜ぶと思います。僕の愛すべき個性の強い登場人物たち、島で撮れた日本の夏、それら全部が世界中の方々に届けられるなんてとても光栄です」と語っている。
「海辺へ行く道」は2025年晩夏に全国で公開。東京テアトル、ヨアケが配給する。
横浜聡子 コメント
「海辺へ行く道」原作者の三好銀さんに深く感謝申し上げます。素晴らしいスタッフ、俳優の一歩一歩の積み重ねが形になり、こうしてベルリン国際映画祭に届いたことがとにかく嬉しいです。そしてジェネレーション部門という、子供たちに開かれた部門に招待いただいこと、とても感動しています。私にとっても初めてのベルリン、現地の皆さんに、子供たちに、この映画をどう感じてもらえるのか。もうすぐ始まる未知の世界、存分に楽しみたいです。
原田琥之佑 コメント
ベルリン国際映画祭に、超絶大好きなチームで創った「海辺へ行く道」が選ばれるなんて夢にも思いませんでした。きっとこの嬉しいお知らせを聞いたら奏介は「うぉ~」って喜ぶと思います。
僕の愛すべき個性の強い登場人物たち、島で撮れた日本の夏、それら全部が世界中の方々に届けられるなんてとても光栄です。
日本での公開も待ちきれない!!! 「海辺へ行く道」が世界中に愛される作品になりますように。
横浜聡子の映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
横浜聡子×三好銀「海辺へ行く道」ベルリン国際映画祭に正式招待、主演俳優も明らかに(コメントあり)
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