テレビ朝日と、「梨泰院クラス」を手がけた韓国の大手スタジオ・SLLのタッグによる日韓共同制作ドラマ「
本作は、将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる弁護士・華陣(かじん)あやめを主人公に据えたサスペンス。彼女の前に、美しく魅惑的な男・源凍也(みなもといてや)が現れたことから物語が動き出す。“愛=所有”と信じる彼は妻に対するDV疑惑がある人物で、有名大学教授殺人事件の容疑がかかっていた。2人は事件をきっかけに本能的に惹かれ合い、あやめは凍也の無実を証明するため奔走する。あやめを麻生、凍也を塩野が演じる。
テレビ朝日は2024年にSLLと協業協定を締結し、ドラマ「SKYキャッスル」を「スカイキャッスル」として日本でリメイク。このたびオリジナルドラマとして「魔物(마물)」の制作が決まった。監督には「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」のチン・ヒョクのほか、「七夕の国」の瀧悠輔、「肝臓を奪われた妻」の
麻生は「韓国ドラマは大好きでよく拝見しているので、まずワクワクしました。私で大丈夫かな、というプレッシャーも感じましたが、とにかくワクワクしっぱなしで、“絶対にやらせていただきたい!”と思い、出演を決めました」と述懐し、初共演の塩野について「チラッと見えた横顔がキレイすぎて、まともに顔が見られなくて…ちらちらと横顔を盗み見ては、“美しい!”って衝撃を受けています(笑)」とコメント。対して塩野は「僕らは“愛”という感情を言葉で表さずに、行動や描写で伝えようとしますが、この脚本ではストレートに感情をむき出すようなセリフや展開があります。それを韓国式に撮影すると、どういう化学反応が起きるのか…。今から楽しみです」とつづり、麻生に関して「とてもフラットに接してくださいますし、となりにいて居心地がいいので素敵なチームを作れる予感があります」と語った。
「魔物(마물)」は毎週金曜23時15分よりオンエア。TELASA(テラサ)では各話放送終了後に配信される。
金曜ナイトドラマ「魔物(마물)」
テレビ朝日系 2025年4月18日(金)スタート 毎週金曜 23:15~24:15
※一部地域を除く
麻生久美子 コメント
オファーを受けたときの心境
韓国ドラマは大好きでよく拝見しているので、まずワクワクしました。私で大丈夫かな、というプレッシャーも感じましたが、とにかくワクワクしっぱなしで、“絶対にやらせていただきたい!”と思い、出演を決めました。
私はもともと自分の意思をうまく伝えられるタイプではないので、韓国のスタッフ陣と距離を近づけられるのか不安だったのですが、みなさんとても朗らかで温かくて…お会いした瞬間に“大丈夫だな”と直感しました。意見もしっかり伝えてくださるので、信頼できるチームになるなと確信しています。チン監督の演出によって私の演技も変化していくのか、それも楽しみにしています。
華陣あやめ、源凍也のキャラクターについて
あやめは自立した、強い女性。仕事ができる弁護士で、野心も抱いています。でも、凍也と出会ったことによって禁断の沼に堕ち、今まででは考えられない新たな自分と向き合って苦しんでいくキャラクターです。私にとって今までにないチャレンジとなる役柄なので、どんな感じで、どこまで突き進んでいいのか、自分がどんなふうになってしまうのかわからなくて…。楽しみな反面、ちょっと怖いなと感じる部分もあります。
塩野さん演じる凍也は、魅力の塊。存在だけで人を惹きつける男性です。本質的な部分では子どものように純粋で、あやめに対しても正直すぎるぐらい自分の思いを告げてくれます。そんなふうに愛らしくて少年みたいなところがあるのに、冷たい一面も持っていてギャップがある…。あやめ自身、この人にハマってしまってはダメだとわかっているのに、好きにならずにはいられない。それぐらい魅力のある人ですね。
初共演となる塩野瑛久の印象
最初に“本読み”でお会いしたのですが、すごく美しい方だなと思って、この人が凍也を演じるんだな、という説得力を感じました。でもチラッと見えた横顔がキレイすぎて、まともに顔が見られなくて…。ちらちらと横顔を盗み見ては、“美しい!”って衝撃を受けています(笑)。濃厚なシーンはどうなるのか、まだ想像もできないのですが、美しさが出せればいいなと考えています。
視聴者へのメッセージ
脚本が本当に面白いので、見て損はありません! 絶対に面白い作品になるなという予感がしていますし、塩野さんをはじめキャストのみなさんが個性的で素晴らしいお芝居をされる方ばかりなので楽しんでいただけると思います。
塩野瑛久 コメント
オファーを受けたときの心境
韓国との共同制作は、僕にとって未知の世界。早い段階で全話のプロットをいただいたのですが、今まで見たことがないほど細かく描写が書き込まれていて、すべてを読みきるのに時間がかかりました。
日本には“月がきれいですね”のように遠回しに意味を表現し、察する文化がありますが、プロットから細部にわたって丁寧に描き込むのは、日本とは違う制作スタイルだなと感じ、とてもワクワクしました。その“月がきれいですね”のように、僕らは“愛”という感情を言葉で表さずに、行動や描写で伝えようとしますが、この脚本ではストレートに感情をむき出すようなセリフや展開があります。それを韓国式に撮影すると、どういう化学反応が起きるのか…。今から楽しみです。
韓国のスタッフさんとは最初はやはり言語の壁を心配していたのですが、それを感じさせないくらいにはっきり意見を言ってくださいますし、衣装合わせの際、監督がこだわりやビジョンを共有してくださったので、いい現場になりそうだなと、僕自身もより撮影が楽しみになりました。撮影が進むにつれて、どんどんコミュニケーションが深まっていくだろうなという期待もあります。
源凍也、華陣あやめのキャラクターについて
凍也はまったく計算をしてないのに人を惹きつけてしまう、吸引力を持っている人物。冷酷さと無邪気さが混在している男ですが、計算はないのでふとした瞬間にそういった魅力を放つように表現していけたらと思っています。僕にとってもすごくチャレンジングな役ですので、作品の世界観に飛び込むつもりで挑みたいです。
麻生さん演じるあやめは、凍也の目線では“自分を見てくれる人”という印象です。凛としてたくましく、仕事にまっすぐ生きてきた女性。そんな彼女の軸がどんどん変わっていく様子は見ごたえがあると思います。
初共演となる麻生久美子の印象
僕も緊張してなかなか目を合わせられないのですが…、共演の俳優陣が年上、年下にかかわらず骨抜きになってしまうイメージがあります。でもその気持ちがわかるなと、ひしひしと感じています。とてもフラットに接してくださいますし、となりにいて居心地がいいので素敵なチームを作れる予感があります。2人の場面では、今まで見たことがないような、美しくも“味”のあるやりとりを見せることができたら…。麻生さんと一緒にいいシーンを作り上げていきたいですね。
視聴者へのメッセージ
多くの魅力が詰まった作品で、まずはとにかく見ていただきたいなというのがいちばんの思いです。素敵なキャストの方々が集まっていますので、ぜひ楽しみにしてください。
パク・ジュンソ(SLL制作代表 / エグゼクティブプロデューサー)コメント
テレビ朝日とSLLが共同企画、制作した初のオリジナルドラマ「魔物」を視聴者の皆様にお披露目することができ、大変嬉しく思います。
「魔物」は韓国と日本のトップクラスのクリエイターたちが協力して企画したラブスリラーで、人間の愛と欲望、嫉妬と容赦などの心理が精巧に組まれています。
各人物の仮面の裏に隠された真実…そして緊張感あふれる展開は、テレビ朝日の伝統ある金曜ナイト枠の視聴者たちに新しい没入感を与えることと思います。
これからもテレビ朝日とSLLの持続的な協力を通じて、より多彩な作品を披露できることを願っています。
内山聖子(テレビ朝日エグゼクティブプロデューサー)コメント
SLLとはこれまで、スカイキャッスル・梨泰院クラスをリメイクするという素敵なご縁を頂いてきました。以前より企画の種から一緒に創り上げたいと話していましたが、非常に速いスピードで日韓のトップクリエイターが集まり、枠組みができ、第1歩を踏めたことを嬉しく思います。
どうして韓国のラブストーリーやラブサスペンスが世界の人を魅了するのか? きっと、人間の本能に切り込めるところを非常に深堀していて尚、センシティブに綴っていくストーリーラインの強さなのだと考えています。
美しく刺激的なラブサスペンス。キャストもとても魅力的で、この世界を生々しく生きてくれると思います。日韓の強力なスタッフ同士がぶつかり合い、刺激しあって作り上げていきます。物語も謎に満ちて面白い、予想できないドラマになるはずです。ぜひ金曜の夜を楽しんでください!
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麻生久美子の映画作品
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
麻生久美子×塩野瑛久、日韓共同制作で贈るラブサスペンス「魔物」4月スタート - 映画ナタリー https://t.co/yQoq3Apq59
“脚本は「星から来たあなた」の関えり香が執筆”