本作は、故・
約30秒の特報は、海辺で本番の掛け声を上げる若松と、まっすぐなまなざしでカメラの先を見つめるめぐみの姿を捉えた撮影風景から始まる。若松プロのメンバーに扮するキャストとして、
このたび白石とキャストからコメントが到着。白石は「あの時代に強い衝動で社会と観客に刃を突きつけていた若松監督の映画作りは、映画を作っている僕たちだけでなく、現在の社会が失ってしまったモノが何かを知るヒントになると思いました」とつづっている。また山本は主演作「断食芸人」でメガホンを取った足立を演じて「気合いが入る撮影でした。ご本人が撮影現場に現れた時は、キモを冷やしましたが!」と振り返った。
「止められるか、俺たちを」は今秋より東京・テアトル新宿ほか全国で順次ロードショー。
白石和彌 コメント
あの時代に強い衝動で社会と観客に刃を突きつけていた若松監督の映画作りは、映画を作っている僕たちだけでなく、現在の社会が失ってしまったモノが何かを知るヒントになると思いました。
若松プロの面々は超個性派が集まりました。
山本浩司さんはずっと仕事をしたい俳優の一人でした。「断食芸人」に主演した経験を存分に生かして足立正生を演じてくれました。若松作品を支えた大西信満さん、岡部尚さん、タモト清嵐さんに若松プロの中核メンバーを演じて貰えたのも嬉しかったです。レンセキに出て若松孝二を知る俳優たちがしっかりと若松プロの雰囲気と70年代の空気を作ってくれました。これは若松監督の遺産です。
若松プロ新メンバーとして、毎熊克哉、伊島空、外山将平、藤原季節、
山本浩司 コメント
まさか足立正生役を演る日が来るとは! 私は足立監督の作品に主演していたこともあり、気合いが入る撮影でした。ご本人が撮影現場に現れた時は、キモを冷やしましたが!
岡部尚 コメント
また若松プロの映画に出れるのが嬉しくて嬉しくて。新さんや大西さんと共演出来て、麦さん主演、しかも白石監督で、あの沖島勲さん役をやれるなんて! もう気合い入ってしまい沖島さんハチマキ巻いてます。必見です!
大西信満 コメント
途轍もない畏れと歓喜の狭間で見つけた、変わったものと変わらないもの。暗闇の中でエンドクレジットを眺めながら、そんな事を考えていた。
タモト清嵐 コメント
恐ろしいほど猛烈で、羨ましいほど狂熱な青春映画です。単に再現を目指すだけではなく僕なりの体感であの時代を生きました。鈍感な今の社会に、広くこの映画が届きますように。
毎熊克哉 コメント
いただいた脚本の最初の1ページ目に製作意図が書いてありました。
“若松は言っていた「映画を武器に世界と闘う」と。本作もまた、世界を撃つ映画になることを信じてやまない”
僕はこの言葉を真っ直ぐ受け止めて挑みました。今を必死で生きている現代の若者にも届く作品になれば嬉しいです。
藤原季節 コメント
ロマンが尽きない、最低で最高だったあの時代に僕はどうしても憧れてしまう。その時代の真ん中を映画を武器に駆け抜けた若松プロ、そこに集まった新宿の若者達が2018年に映画になった。僕は憧れを越えてとことん最低で最高になってやろうと思った!
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- 「止められるか、俺たちを」公式サイト
- 「止められるか、俺たちを」特報
- 若松孝二 公式サイト
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毎熊克哉 Katsuya Maiguma @Kmaiguma
映画『止められるか、俺たちを』に小水一男(通称:ガイラ)さんの役で出演させて頂いております。
それと本日、特報映像も公開されました!
今の時代にガツンとくる映画になってます。
続報もお楽しみに!
https://t.co/EP5lJcqSNI