娼婦イザベル・ユペールにギャスパー・ウリエルが堕ちていく…「エヴァ」予告編

イザベル・ユペールとギャスパー・ウリエルの共演作「エヴァ」が7月7日に公開決定。あわせて予告編がYouTubeにて公開された。

ジェームズ・ハドリー・チェイスの小説「悪女イヴ」をブノワ・ジャコーが映画化した本作は、新進作家ベルトランが謎の娼婦エヴァに心を奪われ、官能と破滅の道へと進んでいく物語。「エル ELLE」「ハッピーエンド」のユペールがエヴァを、「たかが世界の終わり」のウリエルがベルトランを演じた。映像には、カジノで賭けに興じているエヴァにベルトランが話しかけるシーンや、パトロンにエヴァに近付く思惑を語りながら、彼女と逢瀬を重ねるベルトランの姿などが切り取られている。

ジャコーは原作について「初めて『悪女イヴ』を読んだのは13歳くらい。映画監督になることを真剣に考え始めていた頃だ。好奇心に駆られて読み始めたが、たちまち夢中になった。あのときからずっとこの小説を映画にすることを考えてきた」と明かす。ユペールは「大変だったのは、役ということを忘れてしまうこと。これはフィクションだということを忘れてしまうの。小説を読んだとき、ハドリー・チェイスは私のためにこれを書いたという感じがした」と語った。

「エヴァ」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国で公開。