「猫は抱くもの」は、心に孤独を抱えた女性と、自分を人間だと信じて疑わない猫の関係を描いたファンタジー。かつてアイドルグループ“サニーズ”で活動していたものの、今は地方都市のスーパーマーケットでレジ係として働く33歳の主人公・沙織を、
劇中には実際の猫に加え、擬人化された猫たちが多数登場する。吉沢が演じるのは、自分を沙織の恋人だと思い込むロシアンブルーの猫・良男。吉沢は「猫だけど自分を人間だと信じている良男を、人間の僕が演じるという。とにかく素直に、沢尻さん演じる沙織の事が好きでしょうがないという気持ちを大切に演じました」とコメントを寄せた。
本作が映画初出演となるコムアイが、良男の相棒となる猫・キイロに扮する。コムアイは吉沢に関して「吉沢さんは、鋼鉄の男! 芝居がどういう向きでどういう表情に見えるかということをはっきり知っていて、常に完璧な猫・良男でした」と共演の感想を述べた。
さらにキイロをこよなく愛する画家の“ゴッホ”こと後藤保役を、峯田が務める。沙織の気になる存在として登場する同役の峯田は「主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当に猫みたいでした」と話した。
なお本作には、「3月のライオン」「東京喰種 トーキョーグール」の
吉沢亮 コメント
監督の犬童さん、脚本の高田さん、そして主演の沢尻さんと、いつかお仕事でご一緒したいと思っていた方ばかりの現場で、僕にとって夢のような空間でした。猫だけど自分を人間だと信じている良男を、人間の僕が演じるという。とにかく素直に、沢尻さん演じる沙織の事が好きでしょうがないという気持ちを大切に演じました。沢山の方に見て頂きたいです。
コムアイ(水曜日のカンパネラ) コメント
この映画に参加して成長できたことを嬉しく思います。猫の映画と聞いて、猫と遊べる!と思って受けたのに、自分が猫の役だったので、実際に猫と戯れるシーンがなかったのは、落とし穴でした。
どこにも通じ、どこにも属さない。猫は、人間と野生を行き来する生き物ですが、特に私が演じた猫・キイロは人間の元で飼われたり、野良として過ごしたり、流れに任せながらも自分で決めているキャラクターです。
吉沢さんは、鋼鉄の男! 芝居がどういう向きでどういう表情に見えるかということをはっきり知っていて、常に完璧な猫・良男でした。いつも引っ張っていただいて、感謝しています。吉沢さん演じる良男は、必死なのが可笑しくて、かわいそうな時も笑えちゃう、チャーミングなキャラクターです。
峯田和伸(銀杏BOYZ) コメント
オファーを頂いた時に胸が熱くなりました。犬童監督の演出は、細やかで、こちら側に寄りそって意見を言ってくださって、とても心強かったです。主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当に猫みたいでした。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
峯田「主演の沢尻さんは、目がまっすぐで、嘘がなにもない方。コムアイさんは、動物的で、本当に猫みたいでした」/吉沢亮が猫役!犬童一心×沢尻エリカ「猫は抱くもの」に峯田和伸、コムアイも出演 - 映画ナタリー https://t.co/o5OQRE2AoU