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黒沢清“会心の一作”「予兆 散歩する侵略者」がベルリン映画祭に出品

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「予兆 散歩する侵略者 劇場版」

「予兆 散歩する侵略者 劇場版」

黒沢清が監督を務めた「予兆 散歩する侵略者 劇場版」が、第68回ベルリン国際映画祭パノラマ部門に出品される。

本作は、前川知大率いる劇団イキウメの同名演劇をもとにした映画「散歩する侵略者」のスピンオフドラマ全5話を、約140分の劇場版として再編集したもの。主人公の山際悦子を夏帆、夫の辰雄を染谷将太、辰雄が勤める病院の新任外科医・真壁司郎を東出昌大が演じた。

黒沢はこのたびの出品決定について「この会心の一作をベルリンの観客に披露するのが今から楽しみです。彼らはまず、日本映画にこんなものがあるのだということに驚き、そして登場人物たちにのめり込み、最後は震え上がることでしょう」と述べている。夏帆、染谷、東出のコメントは以下の通り。

夏帆 コメント

映画「散歩する侵略者」のスピンオフドラマとして作られたこの作品が、この秋には一本化して劇場公開になり、さらにはベルリン国際映画祭への出品が決まったと聞いて、この作品の持つ力を感じています。じわじわと日常を侵略されていく恐怖、大切なものを守りたいという想いは、国境関係なく伝わるのではないかと思います。
黒沢組に参加できたこと、この作品に関わるすべての人に感謝です!

染谷将太 コメント

黒沢監督のこの静かで強烈な作品がベルリン国際映画祭を侵略するのを楽しみにしています。
インターナショナルな場でさらに栄える作品だと思いますのでとても意義のある出品だと感激しております。
ベルリンのお客さん方が凍え上がるのを期待しています。

東出昌大 コメント

栄誉ある映画祭で上映できることを、大変嬉しく思います。ホラーなのか、SFなのか、人間ドラマなのか、ジャンル分けが難しい様に思いますが、不穏な空気の奥底にある一種の痛快さを、海外のお客様に楽しんで頂けたら幸いです。

(c)2017「散歩する侵略者」スピンオフ プロジェクト パートナーズ

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