リドリー・スコット新作の公開決定、石油王が孫の身代金支払いを拒否した実話描く

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リドリー・スコットの新作「All the Money in the World(原題)」が、2018年初夏に公開される。

「All the Money in the World(原題)」

「All the Money in the World(原題)」

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本作は、1973年に起きた、アメリカの石油王ジャン・ポール・ゲティの孫ポールの誘拐事件を描く実録サスペンス。孫の身代金1700万ドル(当時の日本円で約47億円)の支払いをゲティが拒否したことで知られる事件の顛末が描かれる。ポールの母親で、誘拐犯のみならずゲティとも闘うことになったゲイルを演じるのはミシェル・ウィリアムズ。降板したケヴィン・スペイシーに代わってクリストファー・プラマーがゲティ役を務め、マーク・ウォールバーグロマン・デュリス、チャーリー・プラマーらが共演に名を連ねた。

第75回ゴールデングローブ賞映画部門において主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされたウィリアムズは「この感動を私の親愛なる友人リドリー・スコットと新しい友人であるクリストファー・プラマーと一緒に分かち合えることにも、大きな喜びを感じています。この作品に関われたことを誇りに思います」とコメント。助演男優賞候補となったプラマーは「このかつてない機会に関われたことをうれしく思います。ハリウッド外国人記者クラブの評価に深く感謝いたします」、監督賞にノミネートされたスコットは「素晴らしいニュースに、格別の喜びを感じています。ありがとうございます」とそれぞれ述べている。

ミシェル・ウィリアムズ コメント

名誉あるノミネートに心から感謝しています。この感動を私の親愛なる友人リドリー・スコットと新しい友人であるクリストファー・プラマーと一緒に分かち合えることにも、大きな喜びを感じています。この作品に関われたことを誇りに思います。私にとって素晴らしい道のりでした。またヒュー・ジャックマンと「グレイテスト・ショーマン」のスタッフたちにも大きな祝福を贈りたいです。

クリストファー・プラマー コメント

「All the Money in the World」を完成させたリドリー・スコットの素晴らしいチームに深い感銘を受けました。チームは驚異的な偉業を成し遂げ、私もこのかつてない機会に関われたことをうれしく思います。ハリウッド外国人記者クラブの評価に深く感謝いたします。

リドリー・スコット コメント

ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が「All the Money in the World」を評価してくれたことに感激し、心から感謝しています。またミシェル・ウィリアムズとクリストファー・プラマーの素晴らしい演技が称賛されたことも、誇りに思います。撮影後に予期せぬ挑戦が待ち受けていましたが、公開を楽しみにしている世界中の観客の皆様を思いながら、挑戦する決意を固めました。このプロジェクトに関わった何百人ものスタッフ・キャストがすべてのシーンに魂を込めて、この挑戦へと立ち向かいました。素晴らしいニュースに、格別の喜びを感じています。ありがとうございます。

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tAk @mifu75

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