撮影当時23歳の新鋭・
「インビジブルハーフ」は、ホラー体験型展覧会「1999展 ―存在しないあの日の記憶―」を小説家・背筋らと共同企画するなど注目を集める西山の長編映画デビュー作。縦型短編映画「スマホラー!」や、西野七瀬と本郷奏多が共演した「GEMNIBUS vol.2」の1編「インフルエンサーゴースト」を手がけた西山が、2019年から6年を掛けて完成させた青春ホラーだ。正体不明の“怪物”の物語でありながら、同調圧力、ルッキズム、自己肯定感といった青春の痛みが描かれる。
ミックスルーツを持つ転校生エレナは、田舎町の学校でクラスになじめず孤独を抱えていた。そんな中、イヤホンを常に手放さない同級生の問題児・猫歌(にゃん)の死をきっかけに、奇妙な現象が起こり始める。エレナはイヤホンを通じて聞こえる足音と、スマートフォンを手にしたときだけ姿が見える怪物に追いかけられるようになり、やがて猫歌のようにスマホを手放せなくなっていく。
主人公エレナを演じるのは、14歳から映画制作を続ける映画監督でもあり、本作が長編映画初主演となるシエラ璃砂。エレナの友人・アカリ役で奥野みゆ、クラスの問題児・猫歌役で平澤瑠菜が共演したほか、
スタッフには「ゴジラ-1.0」のCGチームに参加したCao Moji(佐藤昭一郎)や作曲家の堀本陸、ドラマ「岸辺露伴は動かない」シリーズの撮影監督・山本周平、特殊メイクアップアーティストの快歩らクリエイターが集結した。
エレナ役のシエラは「美しい映像と音楽に包まれながら、エレナと共に彼女の戦いに夢中になっていただけたら嬉しいです」とコメント。監督の西山は「嘘偽りなく、インビジブルハーフは“人生を賭けて作った映画”です。集まってくれたキャストやスタッフのおかげで、自信を持って面白い作品だと言える映画になりました」と手応えをのぞかせている。
なお全国公開に先駆け、5月15日より西山の地元でロケ地でもある愛媛県のシネマサンシャイン衣山で先行公開が決定。4月23日からは愛媛・坂の上の雲ミュージアムで「ニシヤママサキ展」が開催され、本作の資料、衣装、小道具などが展示される。
シエラ璃砂 コメント
エレナの物語は孤独をテーマにしていますが、「インビジブルハーフ」は、現場の温かさや創り手の熱い想いが鮮明に映し出された映画です。
本作は私にとって初めて深く携わった長編映画ですが、愛媛のスタッフの皆様、監督をはじめとするチームの強い熱意に支えられ、思いきり演じ切ることができました。美しい映像と音楽に包まれながら、エレナと共に彼女の戦いに夢中になっていただけたら嬉しいです。
奥野みゆ コメント
目に見えない怪物の存在。私たちが本当に向き合うべきものは何なのか。偏見や無関心、見て見ぬふり、人間の奥底に存在する透明な影をも、静かに映し出していると思います。
この作品に参加して、改めて“人と向き合うこと”の難しさを感じました。
怖いだけではなく、登場人物それぞれの気持ちにも注目して観ていただけたら嬉しいです。
たくさんの方のもとへ届きますように。
平澤瑠菜 コメント
本読みの際、西山監督からこの作品を立ち上げた想いを熱く伺ったことを、今でも鮮明に覚えています。私が演じる猫歌(にゃん)は、名前に縛られ、周囲の視線に怯えながらも懸命に生きる、この映画のキーパーソンです。
コンプレックスや生きづらさを抱えながら日々を過ごす方に、この作品を通して自分だけでなく他者のありのままを受け入れる勇気を届けられたらと思います。
見えない怪物にどう立ち向かうのか、ぜひ劇場でご覧いただき、青春ホラーのひんやりとした空気とともに体感していただけたら幸いです。
西山将貴 コメント
本作のアイデアを書き始めたのは2019年で、僕は当時19歳でした。
脚本を書いたのは21歳で、撮影は23歳の時、映画が完成した時には25歳になっていました。
嘘偽りなく、インビジブルハーフは“人生を賭けて作った映画”です。
長編映画を作るのがこんなに大変だと思いませんでしたが、集まってくれたキャストやスタッフのおかげで、自信を持って面白い作品だと言える映画になりました。どうか皆様に映画館へ足を運んでいただけますように、と心から願っています。
西山将貴の映画作品
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中の人観ました。
「新感覚ホラー」ってよく聞く気がしますが、これは本当に新感覚です。
ホラー苦手な人も人間ドラマを愉しめます。
映画館でもう一度観たい。
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