「ゲティ家の身代金」ミシェル・ウィリアムズ、リドリー・スコットの“指揮”に感銘

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リドリー・スコット監督最新作「ゲティ家の身代金」に出演しているミシェル・ウィリアムズのコメントが到着した。

「ゲティ家の身代金」

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「ゲティ家の身代金」ポスタービジュアル

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本作は1973年に起きた、アメリカの石油王ジャン・ポール・ゲティの孫ポールの誘拐事件を描く実録サスペンス。孫の身代金1700万ドルの支払いをゲティが拒否したことで知られる同事件の顛末が活写される。

ウィリアムズは本作にて、息子を救うためゲティおよび誘拐犯と対立する母親ゲイルを演じた。もともとゲティ役にはケヴィン・スペイシーがキャスティングされていたが、セクハラ騒動によって完成間近にスペイシーが降板。代役にクリストファー・プラマーを起用して再撮影を行った。ウィリアムズは「私たちはサンクスギビングのホリデイをあきらめないといけなかったの」と振り返り、祝日返上で完成に至ったことを説明する。

「ゲティ家の身代金」メイキングカット

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スコットと組んだ感想を尋ねられると、ウィリアムズは「夢が叶ったようだったわ。彼は本当にマエストロなの。とても巨大なオーケストラを指揮しているみたいなのよ」と表現。また「彼がかんしゃくを起こしたところは見たことがない」と前置きしつつ「ただ、一度だけイライラしていたことがあるわ。なぜなら、110度(摂氏43度)でものすごく暑かったからよ」と明かす。そして「でも、一緒に仕事をするうえでリドリー・スコットよりエキサイティングな人はいないわ」と充実した撮影であったことをうかがわせた。

「ゲティ家の身代金」

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困難な状況にも気丈に立ち向かったゲイル。彼女にシンパシーを感じたというウィリアムズは、“本作最大の見どころ”として「すごく気骨のある女性だと思うの。彼女は強くて、疲れ知らずで、息子を安全に連れ戻すためにはどんなことでもするのよ」と日本の観客に向けてアピールした。

「ゲティ家の身代金」は5月25日より全国ロードショー。

※「ゲティ家の身代金」はR15+指定作品

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