河瀬直美「光」カンヌで上映、永瀬正敏が男泣き「あんなに温かい拍手は初めて」

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第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された「」が、フランス現地時間5月23日に上映され、キャストの永瀬正敏水崎綾女神野三鈴藤竜也、監督の河瀬直美、音楽担当のイブラヒム・マーロフが登壇した。

第70回カンヌ国際映画祭にて、「光」公式上映時の様子。左から水崎綾女、藤竜也、河瀬直美、永瀬正敏、神野三鈴、イブラヒム・マーロフ。 (c)Kazuko Wakayama

第70回カンヌ国際映画祭にて、「光」公式上映時の様子。左から水崎綾女、藤竜也、河瀬直美、永瀬正敏、神野三鈴、イブラヒム・マーロフ。 (c)Kazuko Wakayama

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第70回カンヌ国際映画祭にて、「光」公式上映時の様子。

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海外から集まった100台以上のカメラが待ち受ける中、一行は会場に到着。河瀬は作品に合わせ、“風を受けて光を放つイメージ”のTAE ASHIDAによるドレスに、ブルガリの宝飾を着けた装いでレッドカーペットを彩った。

「光」ビジュアル

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公式上映では、終盤に「光」とタイトルが出た瞬間から大きな拍手が鳴り響く。その後エンドロールの最中も喝采は続き、会場が明るくなってからも10分間にわたるスタンディングオベーションが。その光景に河瀬やキャスト陣が涙を流し、主人公の弱視のカメラマンを演じた永瀬は号泣するとともに、劇中で「心臓」と呼んだローライフレックスを抱きしめる姿がスクリーンに映し出された。

第70回カンヌ国際映画祭にて、「光」公式上映後の様子。左から神野三鈴、藤竜也、河瀬直美、永瀬正敏、水崎綾女。

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上映後の囲み取材にて、河瀬は「映画を作ることも生きることも孤独なので、瞬間でも(会場と)一体感を持てた喜びは、かけがえのないことだと感じています」とコメント。また観客の「今まで観た中で一番いい映画だった」という感想を伝えられると、「最高です。混沌としたものを描いてしまう、混沌とした時代。そんな中で必死に“光”を見つけられる映画を作れた。今の時代だからこそ一番いい映画と言っていただけるのであれば、私は人間に未来があるんじゃないかと思います」と力を込めた。

「あん」「パターソン」に続き3年連続で本映画祭に出演作が出品された永瀬は「エンドロールが終わったらカッコよく立ち上がろうと思っていたのですが、駄目でした。あんなに温かい拍手は初めていただいたと思います。ありがとうございます」と深く感謝。本映画祭のクラシック部門に主演作「愛のコリーダ」が出品されている藤は、「初号試写でも込み上げてきてどうしようもなかったけれど、外国の方も文化の壁を超えて、日本人と同じく感動してくれたことに感動しました」と話した。

「光」は、東京・新宿バルト9ほか全国で5月27日よりロードショー。なお第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の授賞式は、日本時間5月28日25時15分よりムービープラスで生中継される。

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記

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