ビートたけし「破獄」会見、山田孝之がふんどし1枚の極寒ロケに「キレそうだった」

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ドラマ「破獄」の記者会見が本日4月5日に東京のテレビ東京にて行われ、キャストのビートたけし山田孝之吉田羊が出席した。

左から吉田羊、ビートたけし、山田孝之。

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ビートたけし

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吉村昭の同名小説をもとにした本作は、たけし演じる看守部長・浦田進と、山田扮する脱獄犯・佐久間清太郎の攻防を描くエンタテインメント。「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋がメガホンを取った。

左からビートたけし、山田孝之。

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3年ぶりの主演ドラマで初めて看守役に挑んだたけしは「今まで(犯罪を)取り締まるほうの役はあまりやったことがないんで、たまにはそういうチャレンジもしてみようかと思って」と話し、「ほかのキャストの皆さんは芝居があまりにもうまいんで、自分が下手でもばれないだろうと思って試写を観たら、やっぱり下手でした」と感想を述べる。

山田は「津軽弁の方言が一番大変でしたね。あと、トレーニングや日焼けなど体に金かけたなあと。網走でマイナス10度の中、ふんどし1枚はキレそうでした」と撮影を振り返る。そして、人間離れした体力を持つ佐久間役について「“超人”だと思ってしまうと演じられないので、あくまで普通の人間と捉えていました」と明かす。

吉田羊

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浦田の娘・美代子役の吉田は「初めて現場でお会いしたときの微妙な距離感が、繊細な親子関係にうまくリンクした。演じていてしっくりきたんですよね」と述懐し、「父親らしく振る舞わないのが父親らしいと感じた。不器用な気遣いをされるところが、この役はたけしさん(にぴったり)だなと思いました」とたけしとの初共演について語った。

凍傷で感覚がなくなった左手の薬指を動かして見せる山田孝之。

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印象に残ったシーンを尋ねられた山田は「雪の中を走るシーンで凍傷になって、左手薬指の先っちょがずっと感覚がないんですよ」と告白し、左手の薬指を動かして見せる。そして「今後、テレ東さんと仕事をするときに『僕の左手薬指の感覚を奪いましたよね』って言えばいろんなことをやらせてくれるかなと」と真顔で話すと会場から笑いが起きる。たけしは「撮影前にオーストラリア旅行に行ったんだけど、雪国の看守が真っ黒に焼けていたらまずいって気付いたから、1週間朝から晩までホテルでつまらないクリケットの試合を観てた。本当に“破獄”のような監禁状態で」とエピソードを披露し、会場を盛り上げた。

満島ひかり、松重豊、寺島進、橋爪功、勝村政信、渡辺いっけい、池内博之、中村蒼も出演する「破獄」はテレビ東京系で4月12日に放送される。

テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画「破獄」

テレビ東京系 2017年4月12日(水)21:00~

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(c)テレビ東京

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chop @chop1616

山田孝之氏の津軽弁が気になる(笑) https://t.co/tIvHeb8NSb

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