試写会感想まとめ
世界観にいつまでも浸りたくなる!當真あみ主演「パリに咲くエトワール」試写会感想まとめ
2026年3月9日 12:30 PR劇場アニメ「パリに咲くエトワール」
劇場アニメ「
劇場アニメ「パリに咲くエトワール」とは?
夫を支えるよき妻となる将来を望まれながらも、画家を夢見るフジコ。武家の家系に生まれ、なぎなたの名手ながらバレエに心惹かれる千鶴。横浜で出会った2人は運命的に仏パリで再会する。千鶴の夢を知ったフジコは、同じアパルトマンに住む青年ルスランの母オルガがロシア出身の元バレリーナであることを知り、レッスンを依頼。東洋人であることでさまざまな壁にぶつかりながらも、2人は夢に向けて歩き出すのだった。
いつまでも世界観に浸っていたくなる
アニメファンも数多く足を運んだ今回の試写会。丁寧に描かれたパリの街並みに「絵画の中でキャラクターたちが生きているよう」「いつまでも世界観に浸っていたくなる」「実際にパリに来て街を歩いたり、オペラ座で観劇しているような気分になれました」と感嘆の声が多く寄せられた。「全体的に直角ばかり取り入れないように線を斜めにして、気持ちよく画面を観ることができるように考え抜いて作られている」とそのディテールを称賛する者や、「かつて劇場で観劇した生の舞台に心が震え、フジコと同じような景色を私も見ていたことを思い出しました」と自身の記憶と重ね合わせる者も。「ジャムが本当においしそうで食べたくなりました」と、劇中に登場する食べ物の描写にも注目が集まった。
少女たちのひたむきな姿は、まさに“エトワール”という言葉そのもの
フジコと千鶴は性格や外見が対照的な人物として描かれていく。フジコについては「明るさと優しさが、作品全体の空気をやわらかくしていて印象に残りました。彼女の存在があることで、物語を自然な気持ちで見続けることができた」と、千鶴に関しては「バレエへの向き合い方がとてもまっすぐで、その純粋さに思わず自分の人生を重ね、少し落ち込んでしまうほど。きっと彼女の近くにいたフジコも、同じような感覚を抱いていたのではないか」とそれぞれ印象を語る言葉が見受けられる。また夢を追い続ける2人のひたむきな姿を「まさに“エトワール”(※編集部注:フランス語で「星」の意味)という言葉そのもの」と表現した感想も。「一歩踏み出す勇気の尊さ」を感じたという声や、「学生やこれから上京していく社会人に刺さるのでは」という推薦文も届いた。
そんな2人を演じた當真、嵐には「“必死さ”がそのまま声に宿り、観ているこちらまで息を詰める、気づけば、2人の夢を最後まで見届けたいと思わされている」「声のフレッシュさや懸命さが伝わり、観る者の心を震わせた」「プロの声優さんではないからこそ伝わってくるものを感じた」と称賛が集まる。また「私やりたい事があるって素敵だと思うの」「自分がやりたい事をやるのが人生じゃないの?」など大人に刺さるセリフが随所にある点にも評価が。近藤のキャラクター造形を「往年のジブリ作品を見ている感覚を呼び起こさせてくれる」と評する言葉や、「表情だけでなく、肩の角度、指先の緊張、視線の揺れまでが感情を語る。アニメーションでありながら、身体の重みと呼吸が確かに存在している」と感情描写の繊細さを受け取るコメントもあった。
バレエ&なぎなたのシーンは迫力たっぷり、音楽は劇場で鑑賞する価値に
バレエ・なぎなたという2つの要素を掛け合わせた点も本作の特徴だ。劇中にはアクションシーンもあり、その動的なアニメーションには「とてもイキイキとしていました」「所作が緻密で迫力があり、素敵でした」という声が。「真逆の身体性を“所作”で描き分けている。引き上げ、空へ伸びるバレエの重心。地に足をつけ、腰を落とす武道の重心。同じ画面の中で、その思想の違いが自然に伝わってくる」とその対比に言及する人もいた。
またバレエのシーンを含めて音楽の数々を楽しむこともできる。谷口は試写会で“当時の音”にこだわりを持っていたことを明かしており、観客からもその姿勢を「時代考証や楽器編成に至るまで徹底されているからこそ、物語世界に嘘がない」とたたえるコメントが見られた。加えて「映画館というとてもよい環境で視聴する価値を感じました」と劇場鑑賞を推すものも。
カルチャーに人種も国も関係ないことをまっすぐに描いている
劇中では女性であることや、戦争を背景に東洋人であることの生きづらさをつづったシーンもあり、20世紀初頭ならではの負の側面が主人公たちに重くのしかかっていく。「ファンタジー的な物語かと思っていたら、当時の女性や異人種に対する差別や偏見などの要素を取り入れているのに驚いた」という感想や、「古風な家の伝統に自分を抑圧されているところや、昔ながらの男女の役割を押し付けられる環境から自分たちの意思で飛び出して行く勇気には胸を打たれた」「『女性だから』の選択の連続であることを改めて感じる時代だと思いました」と、現実的な描写を捉えた言葉も見られる。
さらに「当時の日本人が外国に渡って生活をするということが、どれだけ大変だっただろうと思うのですが、フジコは持ち前のコミュニケーション能力を発揮して周りの人達を巻き込んでいく。見ていて勇気をもらえました」「少女2人ががんばっているのが、じんわり優しくて、途中何度も涙ぐみました」と吐露する人もおり、「人種や国籍を超えたつながりがあり、こういう輪が広がっていってほしい」「カルチャーに人種も国も関係ないことをまっすぐに描いている点も、今この社会において重要なメッセージ」と、“今の時代だからこそ観るべき作品”だという言葉もあった。
劇場アニメ「パリに咲くエトワール」長尺予告
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