染谷将太「本当にでかくてワクワク」、東京ドーム8個分「空海」ロケセット公開

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チェン・カイコー監督、染谷将太主演の日中共同製作映画「空海―KU-KAI―」のロケセット写真が公開された。

製作報告会見で紹介された、染谷将太から届いたビデオメッセージ。

製作報告会見で紹介された、染谷将太から届いたビデオメッセージ。

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夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」をもとにした本作。唐時代の中国を舞台に、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、詩人・白楽天とともに、首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る。染谷が空海、ホアン・シュアンが白楽天に扮し、松坂慶子が日本から唐に渡った女性・白玲役で出演している。

「空海―KU-KAI―」のロケセット。

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10月28日に行われた製作報告会見で紹介されたビデオメッセージの中でカイコーは、映画のロケセットを自ら紹介。東京ドーム8個分の大きさを持つ「空海―KU-KAI―」のロケセットは製作費150億円で、湖北省・襄陽の沼地に作られた。染谷は「この素晴らしいセット、本当にでかくて毎日ここで撮影しているだけでワクワクしています」と感激を露わにした。

「空海―KU-KAI―」のロケセット。

「空海―KU-KAI―」のロケセット。[拡大]

「空海―KU-KAI―」のロケセット。

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夢枕は「撮影現場を見学させていただいたのですが、素晴らしいですよ。長安の街がそこにもう全部できあがっていた。昔自分が頭の中に描いていたところを自分が歩いているのがなかなか信じられなくてすごくドキドキする体験でした」と述べ、本作の製作に名を連ねる角川歴彦は「大唐の時代を再現してるわけですけど、そっくりそのまま作ってもつまらないわけで、お城の造形などにカイコーの美意識が投影されている。唐の時代が美術の最高峰というのをわかっている」と語っている。

なお、カイコーは1998年に製作された監督作「始皇帝暗殺」で、秦王宮のセットを建設したことも。セットは中国・浙江省に位置する世界最大級の映画撮影所、横店影視城にそのまま残されており、これまでにチャン・イーモウが監督を務めた「HERO」、ハリウッドの冒険ファンタジー「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」など数多くの映画が撮影されてきた。

「空海―KU-KAI―」は2018年に日本公開予定。

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(c)New Classics Media Corporation and Kadokawa Corporation 2016

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