「空海―KU-KAI―」の日本語吹替版のキャストが発表。あわせてサブタイトルが「美しき王妃の謎」になることがわかった。
夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」をもとにした本作は、
今回、
高橋は「もちろんこれは『物語』ではありますが、この映画を観て、空海と白楽天の数奇な旅を、ぜひ体感していただきたいです」とコメント。吉田は「自分のではないお芝居に声を充てるのは想像以上に難儀でした。声は自分の芝居なのに画は人の芝居の呼吸に合わせなくてはならない、そして必ずしも画の芝居通りではなく、声には大きめの表情がないと伝わり辛い……大変勉強になりました」、東出は「チェン・カイコー監督の作品に少しでも携われたことを、大変嬉しく思います。映画は荘厳で妖艶な魅力に溢れており、吹き替えをやるにあたって拝見した映像にも、目が釘付けになりました」とそれぞれ述懐している。
「空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎」は、2月24日より全国にて公開される。染谷やホアン・シュアンのほかには、阿部寛、松坂慶子、火野正平らが出演する。
高橋一生 コメント
空海が唐に渡った足跡は、実は意外と知られていないのではないかと思います。
もちろんこれは「物語」ではありますが、この映画を観て、空海と白楽天の数奇な旅を、
ぜひ体感していただきたいです。
吉田羊 コメント
幻想とリアルが入り混じる甘美な夢物語と、絶世の美女の声という稀有なオファーに惹かれお引き受けしましたが、自分のではないお芝居に声を充てるのは想像以上に難儀でした。声は自分の芝居なのに画は人の芝居の呼吸に合わせなくてはならない、そして必ずしも画の芝居通りではなく、声には大きめの表情がないと伝わり辛い……大変勉強になりました。また、声のトーン、抑揚、強弱、これらが絶妙なバランスで成立して始めて「品」が備わるのだということが楊貴妃を演じて感じたことです。楊貴妃の美しさを増幅させている北京語特有の柔らかでたおやかな響き。日本語に変わっても尚、それが伝わりますように。
東出昌大 コメント
チェン・カイコー監督の作品に少しでも携われたことを、大変嬉しく思います。
映画は荘厳で妖艶な魅力に溢れており、吹き替えをやるにあたって拝見した映像にも、
目が釘付けになりました。
吹き替えのお仕事は初めてで、しかも物語の中でのキーパーソンとなる役を演じれた事も光栄でしたが、以前も別の作品で共演した寛一郎君と再共演出来たことが嬉しかったです。
是非楽しみに待っていて下さい。
イッセー尾形 コメント
オファーの際には、とても嬉しくもあり、また声だけで出来るかなと、ちょっと不安でした。
収録最中はディレクターさんのアドバイスに沿う事に集中です。
すごくスケールの大きな画像を見ながら、デリケートになれ!と祈ってました。
役作りについては、ともかく玄宗役の中国の俳優さんとの年齢差! これをなんとかして埋めようと、それが大テーマでした。(笑)
玄宗さんはとても丁寧に役を作っておられました。どんなに小声で喋っても家来は耳を大きくして聞かざるを得ない! そんな風にナイーブに役作りしておられました。
公開に向けては、染谷さんにまず注目です。若々しい空海に、ややこしい皇帝周辺事情のど真ん中に飛び込んでキリリッと成りきってます。堂々とした阿部さん、いとおしい火野さん、複雑な役の松坂さんの存在感。皆さんすごいです!
寛一郎 コメント
初めての吹き替え、アフレコだったので単純に難しかったです。映像を通して芝居をするのと声だけの芝居って言うのは全く別のものなんだなと今回勉強になりました。この空海という映画に欠かせない丹龍と白龍。その丹龍をやらせていただいたことを光栄に思います。
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ANIME SEIYU @animeseiyu
高橋一生、吉田羊、東出昌大、イッセー尾形、寛一郎らが「空海」日本語吹替を担当https://t.co/TKxzIo98bb
>ほかに六角精児、不破万作、金田明夫、六平直政、沢城みゆき、花澤香菜、早見沙織、山寺宏一らが吹替を担当する。