映画「
本作は1950年代を舞台に、卓球人気の低いアメリカで世界を夢見るマーティ・マウザーが、選手資格のはく奪、渡航資金の枯渇など度重なる困難を前に一発逆転で成り上がろうとする物語。マーティをシャラメが演じ、マーティと対戦する日本人選手エンドウに川口が扮した。シャラメはプロデューサーも務める。
まず会場に現れたシャラメは、イベントのために集まったファンたちにサインや撮影で感謝を伝える。ステージに登壇すると「以前にほかのイベントでお会いした方もいて感激しています」とにっこり。撮影で日本ロケを行ったことに触れ「ニューヨークなどで撮影してチートする(日本に見せかける)こともできたのですが、この作品では日本や東京がすごく大きな要素なので、ここで撮影することが重要でした」と振り返る。
サフディは「上野恩賜公園で撮影したのですが、まるで1952年の日本を想像できるような光景でした。僕のひいおじいさんが戦後に日本で過ごしていたことがあって、その時代の日本につながっているような特別な感じを受けました。先ほどの話のようにニューヨークで撮影して、日系アメリカ人をエキストラに起用してもいいとも言われていたんです。でも僕は日本人のために、日本で撮影したかった。そこにいる(現地の)人たちが、ロケーションそのものなんだという意識があったんです。プロデューサーの方々に協力してもらってたくさんの日本のエキストラを集めていただいて、僕にとってものすごく特別な体験になりました」と語った。
シャラメと川口は、劇中で卓球で勝負を繰り広げる。第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025の卓球日本代表に選ばれ、現役選手である川口は「卓球をするシーンは、シャラメさんにとって難しい部分もあって大変だったと思います。でもアドリブも入れながら演技をしていて、アスリートの顔になっていた」とたたえる。川口を「コト」と呼ぶシャラメは「コトは本当に素晴らしい役者で、素晴らしい卓球選手。ご一緒できて光栄でした。アメリカではこの美しくハンサムなコトのファンたちが、彼に夢中になっているんですよ」と説明し、会場に駆け付けていた川口の母親にも手を振った。
イベント後半には映画「ピンポン」で主演を務めた
「役作りのために参考にしたものは?」とMCから尋ねられたシャラメは「卓球選手だとドイツのティモ・ボル。1950年代のさまざまな選手も参考にしましたし、ほかにはジョン・マッケンロー、マイケル・ジョーダン、ジョージ・バランシンもそうです」と名を挙げる。また窪塚は「すごい数の俳優が、川口さんに嫉妬していると思いますよ。当時、世界が日本に持っていたであろうイメージを見事に体現していた。侍のようなプレイヤーを演じていたと思います」と川口の役者ぶりを称賛した。
窪塚が「日本でのシーンは看板から衣装まですごく作り込まれていた」と話を振ると、サフディは「入念にリサーチしたんですが、あの時代の雰囲気をつかむのはなかなか難しかったです。それまで(戦前)の日本と近代的な日本がかち合っている時期でしたから。どこまで現代性を出すのか、衣装1つにしてもバランスを考えるのが難しかった」とコメント。さらにサフディは「今回300人、400人のエキストラを集めてシーンを撮りましたが、彼らは当然あの時代を生きていない人たちですよね。それでもあの時代に自分の中で触れてもらって、演技を通して自己表現、そして日本という国も表現してもらうことは挑戦でした。日本という国、日本の人はとてもユニーク。アメリカではなかなか見られない光景だなと、撮影しながら感じていました」とも回想した。
「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」は、3月13日に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。日本時間3月16日に授賞式を控える第98回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞など9部門にノミネートされている。
映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」本予告
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D-YAMA @yr7777777km
だよな 窪塚さんと言ったらペコなんだよ
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