ふかふかのネコバスに乗ろう!ジブリ美術館が明日リニューアルオープン

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三鷹の森ジブリ美術館が、2カ月間の改修工事を終えて7月16日にリニューアルオープン。本日7月15日に特別内覧会が行われた。

三鷹の森ジブリ美術館の企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」の様子。

三鷹の森ジブリ美術館の企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」の様子。

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このたび開催される新たな展示「猫バスにのって ジブリの森へ」は、2001年から同館にて行われてきた企画展示を振り返るもの。宮崎駿が企画、監修を担当しており、「千と千尋の神隠し展」「天空の城ラピュタと空想科学の機械達展」「クルミわり人形とネズミの王さま展」などに関する品々が、新たにアレンジが加えられて並ぶ。

三鷹の森ジブリ美術館の企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」の様子。

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三鷹の森ジブリ美術館の企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」の様子。

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展示室の入り口では「となりのトトロ」のキャラクター・ネコバスがお出迎え。内部にはネコバスの毛並みをイメージした座席が設置されており、ネコバスに乗った気分を味わうことができる。行き先が“もり”と書かれたこのネコバスには、子供だけでなく大人も乗車することが可能だ。さらに「ハウルの動く城」の城の模型、“3びきのくま”の巨大なくまの親子が待ち受ける小部屋、さまざまな種類のケーキが並びにぎやかな様子の「クルミわり人形とネズミの王さま」の立体造形物なども。

同館で上映されている短編映画に関するコーナーには、「めいとこねこバス」「星をかった日」「ちゅうずもう」といった諸作品のパネルやぬいぐるみが集結。そのほか「魔女の宅急便」に登場する黒猫ジジのキャラクター画、アニメーション制作の一端が垣間見える絵コンテやイラスト、壁面に所狭しと貼られた風景画などバラエティに富んだ展示物がそろう。

宮崎駿直筆のメッセージ。

宮崎駿直筆のメッセージ。[拡大]

三鷹の森ジブリ美術館の様子。

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あわせて実施されたセレモニーでは、館長の中島清文が宮崎からの「ありがとうございました。おかげさまでまた15年がんばれます」というメッセージを代読し、改修工事で鮮やかに塗り直された壁面について触れながら「宮崎駿監督が『もう一度オープン当時の色に塗り直したい。ぜひともやってほしい』ということで、赤、青、黄色がまた戻ってまいりました!」とコメント。またスタジオジブリの代表取締役・星野康二は「宮崎さんは今日現在も短編アニメーションの制作に従事されています。今朝は館主としてここにいらっしゃって『もっとこうしたほうがいいんじゃないか』と話していたそうです(笑)」とにこやかに語った。

「猫バスにのって ジブリの森へ」は、2017年5月まで開催される予定。なお同館は入場者数に定員を設け、完全予約制で運営されている。購入方法などの詳細は公式サイトで確認を。

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猫バスにのって ジブリの森へ

2016年7月16日(土)~2017年5月(予定)東京都 三鷹の森ジブリ美術館

三鷹の森ジブリ美術館 入場チケット先行抽選発売

申込方法:ローチケHMV(ローソンチケット)サイト、または電話(0570‐084‐639)
※発信者番号の通知必須
申込枚数:1申し込み6枚まで
料金:大人、大学生1000円 / 高校・中学生700円 / 小学生400円 / 幼児(4歳以上)100円
支払い方法:ローソン店頭決済、またはクレジット決済
※電話申し込みはローソン店頭決済のみ
発券方法:ローソン店頭にて手続き

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(c)Studio Ghibli (c)Museo d'Arte Ghibli

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たいぷかのん/スーたん @typekanon

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