オムニバス映画「PLAYLIST アジアの才能」が、6月19日より東京・新宿武蔵野館、Strangerほか全国で順次公開される。
本作は、第20回・第21回大阪アジアン映画祭で上映されたショートフィルムの中から、次世代の才能を感じる日本、韓国、中国、台湾、ベトナムの作品5本をセレクトしたもの。
ラインナップには、退院したボクシング選手を思う看護師を描いた「ボクシングの日」(中国)、洋楽好きの中学生が「スズキ」と名乗る人物を通じてロックの世界にのめり込む「スズキ」(韓国)、画集に心を奪われた10歳の少女の物語「屋上のレンピッカ」(ベトナム)、少年が夜中に“奇妙な遠吠え”をする父の謎を解き明かそうとする「黒い犬」(台湾)、クィアの子供たちの小さな冒険譚「街に溶ける」(日本)が並んだ。
なお「PLAYLIST アジアの才能」の配給はStranger、提供はJAIHOが担う。YouTubeでは予告編が公開中だ。
オムニバス映画「PLAYLIST アジアの才能」予告編
「PLAYLIST アジアの才能」各作品概要
「ボクシングの日」(中国)
スタッフ・キャスト
監督:ジョン・シャオイー
出演:フー・スーヤオ
あらすじ・解説
すべてのかさぶたは、愛から生まれる。
夏の朝、看護師のセシリーは退院したボクシング選手アーノへの思いを胸に、自分なりのやり方で患者の世話を焼いていた。ラジオではボクシングの中継が流れ、アーノの試合が近付くにつれて不安と期待が入り混じる。やがて彼女は奇妙な夢へと導かれて……。純真な感情の揺らぎが、詩的なモノローグと型にはまらない映像構成で点描される。
「スズキ」(韓国)
スタッフ・キャスト
監督:アン・ジョンミン
出演:チョン・ダウォン / キム・イドゥン / パク・ジュニョン /
あらすじ・解説
その名前が、僕の世界だった。
洋楽好きの中学生スミンは、チャットで出会った「スズキ」と名乗る人物を通じて、ロックの世界にのめり込んでいく。退屈な田舎の日々に飽き飽きしていたスミンは、いつしかスズキに憧れを抱くようになるが、スズキは突然姿を消した。ブラーが再結成し、オアシスが解散したその夏、思いがけない“喪失”が、スミンを否応なく大人の階段に押し上げる。
「屋上のレンピッカ」(ベトナム)
スタッフ・キャスト
監督:グエン・ルオン・ハン
出演:ラム・ジュリー・クイン / ゴー・フーン・ダオ / ホアン・チャン・ミン・ドゥック
あらすじ・解説
憧れは少女を少しだけ大人にする。
2002年、サイゴン。10歳のティは、本屋で偶然見つけた画家タマラ・レンピッカの画集に心を奪われ、親に隠れてこっそりと読みふけっていた。ある時、家の空き部屋をクラブのウェイトレス・ゴックに貸したことから、2人の交流が始まる。レンピッカの画集とゴックを通して、大人の世界をのぞき見するティ。少女が静かに少しずつ成長してゆく物語。
「黒い犬」(台湾)
スタッフ・キャスト
監督:ヤン・リン
出演:ヴィッキー・パン・ズーミン / ツォウ・シェンヤー
あらすじ・解説
遠吠えの先にあるものは……?
10歳のフェンは夜中に奇妙な遠吠えで目を覚ます。その声をたどると行き着いたのは父の寝床だった。彼女は、かつて母が家族の記録のためにと使っていたカメラで密かに父の観察を始め、父の謎を解き明かそうとする。一方、父は癌で入院中の妻を失う大きな恐怖と闘っていた。家族のあり方を子供の視点から描いた一編。
「街に溶ける」(日本)
スタッフ・キャスト
監督:小宮山菜子
出演:
あらすじ・解説
私が私でいるための、小さな逃避行。
いつものように男子との喧嘩でけがをして、保健室へと向かう小学5年生の二藤。そこにはクラスメイトの詩織の姿があり、彼女のある秘密を見てしまう。互いの秘密を共有するうちに2人は惹かれ合っていくが、周囲との違いに葛藤を抱き……。居場所を失くした2人は“なりたい自分”になれる湖へと向かう。クィアの子供たちの、小さな冒険譚。
映画ナタリー @eiga_natalie
日本・韓国・中国・台湾・ベトナムの短編作品が1本のオムニバス映画に、6月公開(写真34枚 / 予告編あり)
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