「図書館戦争」メンバー集結、岡田准一率いる図書隊チームの絆に松坂桃李が嫉妬

「図書館戦争 THE LAST MISSION」の完成記念トークショーが本日9月16日、東京・TOKYO DOME CITY HALLにて実施され、キャストの岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、橋本じゅん、松坂桃李、石坂浩二、監督の佐藤信介が出席した。

有川浩の小説を実写化した2013年公開作「図書館戦争」の続編にあたる本作。岡田は「映画としてレベルが上がったと自信を持っておすすめします。アクションシーンあり、ラブシーンありのエンタテインメントをどれだけ説得力を持って表現できるか。そこにこだわりました」と熱を込めて語った。

国家による思想検閲や、メディア規制の圧力がより一層強まった本作では、世に1冊しか現存しない“自由の象徴”とされる本をめぐって図書特殊部隊ことライブラリータスクフォースと国家が壮絶な戦いを繰り広げていく。激しいアクションについて、榮倉は「前作よりも大変でしたね。でも何かあるとみんな岡田さんに相談するっていう図が思い出深いです」と述懐。岡田によるトレーニングは“岡田メソッド”と呼ばれていたそうで、撮影中は夜中に福士と田中が岡田の部屋まで教わりに行ったこともあったとか。しかし岡田に「来たら来たで、途中からやらされてるみたいになって……」とバラされると、福士は「想像してたのをあまりにも超えていたので。そこまで!?って」と岡田のストイックさを必死に伝える。

ここでタスクフォースと敵対する手塚慧役の松坂桃李が口を開いた。「『うらやましい』としか思えないです。皆さんがさっきから“みんな”とか“岡田メソッド”とか言ってるけど……僕は一切入ってませんから！ 今の皆さんの話、初耳ですもん」とタスクフォースのメンバーを見やる。さらに7月に行われた本作の完成披露会見で岡田が放った「（松坂からの壁ドンは）『今度にしようね』と断りました」という発言も、事実と異なっていたことが判明。岡田の「よく思い出したら、壁ドンしてもらってたんですよ。その日はクランクアップで疲れ切っていてあまり記憶が……深く謝罪します！」という言葉を受け、松坂は「切ないですね。それぐらいの孤独感を持って、僕は（タスクフォースと敵対する）この役をやらせていただきました」と開き直ってみせた。

「図書館戦争 THE LAST MISSION」は10月10日より全国ロードショー。なお、10月4日（日）には劇場版第1作「図書館戦争」、10月5日（月）にはスペシャルドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」がTBS系にて放送される。

「図書館戦争」

TBS系 2015年10月4日（日）21:00～

「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」

TBS系 2015年10月5日（月）21:00～