本作は物や場所に残った人の記憶“残留思念”を読み取ることができる男・仙石和彦を主人公としたエンタテインメント作品。「デスノート」シリーズの
木村が演じるのは、行方不明になったピアノ教師・沢村雪絵。木村は「笑いあり涙あり切なさありという言葉がとても似合う贅沢な作品になっていると思います。私はそこに少しでも力を添えられたらと思っています。ぜひ楽しみにしてください」と本作をPRした。
そして杉咲は、雪絵に師事する女子高生ピアニスト秋山亜美を演じる。失踪した雪絵の捜索を仙石と丸山に依頼する役どころで、杉咲は「一途な子です。とにかく(木村演じる)雪絵さんのことが大好き。ピアノは嫌いで、やりたくないと思っているんですけど、どこかで雪絵さんがやれなかった分をがんばりたいっていう思いもある。そんな亜美の雪絵さんが好きだという思いを大事にして演じています」と語っている。
また金子は、木村について「美しさはもちろん演技もしっかりした女優さんです。一緒にお仕事が出来てうれしいです。木村さんが演じる雪絵は、まさに厳しい愛情を持った先生という感じが一瞬でわかるのではないかなと思います」と、杉咲に関しては「まだ17歳ですが、すごいキャリアがある女優のように見える。大物ですよ(笑)。力があるというか、芝居も深いものがあります。宮迫さんや萬斎さんに囲まれても萎縮しないで堂々とやっている。瞬発力がすごいんです」と述べ、作品を彩る2人のヒロインを絶賛した。
「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」は8月末のクランクアップを予定している。2016年ゴールデンウイークに全国ロードショー。
木村文乃 コメント
脚本が、サスペンスとしても人の気持ちを思う人間ドラマとしてもとても面白かったです。一緒に捜査をしているような気持ちで最後まで一気に読みました。テーマになっている人の想いとか記憶について、私は普段から、あまり過去を振り返らないのですが、確実に過去の積み重ねで今の自分になっている。そのことは絶対忘れてはいけないと思っていて、今ちゃんと生きていないと1年後、3年後、5年後もしっかりはしていられないと思っています。
今回、演じる雪絵は人に面と向かって言えるくらいの経験をしている人だと思っています。狼狽したりとか、女性らしさがあるというよりかは、どこか凛としていていいのかなと思って演じています。
もし、普段の私がマイティーズの二人に捜査を頼んだら、結果が出ようが出まいが、むしろこの依頼をどうやって捜査してくるのか、過程を楽しみにしまいそう(笑)。飼い猫が逃げちゃったとかは、すごく面白く捜査してくれそうです(笑)。
笑いあり涙あり切なさありという言葉がとても似合う贅沢な作品になっていると思います。私はそこに少しでも力を添えられたらと思っています。ぜひ楽しみにしてください。
杉咲花 コメント
今回演じる亜美は一途な子です。とにかく(木村演じる)雪絵さんのことが大好き。ピアノは嫌いで、やりたくないと思っているんですけど、どこかで雪絵さんがやれなかった分をがんばりたいっていう思いもある。そんな亜美の雪絵さんが好きだという思いを大事にして演じています。ピアノは本当に弾いたことがなかったんですが、弾く位置がわかっていたり、弾いてる感覚がわからないと、演技が出来ないものだったので、ドレミを弾く練習からはじめて、本当に弾けるようにと練習しました。
萬斎さんは、優しくて素敵な方です。今回、萬斎さん演じる仙石さんがすごく面白くて。笑うのを本当に我慢しています(笑)。猫背で、喋り方もすごくツボなんです(笑)。亜美はいちいち仙石にツッコみを入れたり、ちょっとあたりが強かったりもするんですけど、一緒に捜査していく中で信頼していっていると思います。
この作品が面白くなるように皆さんと一緒にがんばって撮影しています。楽しみにしていてください。
金子修介 コメント
木村について
美しさはもちろん演技もしっかりした女優さんです。一緒にお仕事が出来てうれしいです。木村さんが演じる雪絵は、まさに厳しい愛情を持った先生という感じが一瞬でわかるのではないかなと思います。また主人公の仙石は思念の中で雪絵に出会います。彼女が(生徒である)亜美に言っている言葉が、思念の中でそのまま仙石にも響いて、彼の行動原理となり、感情も動かされていく。この作品の中でもすごく大事なシーンなんです。そのシーンなどはモニターを見ていて、仙石の気持ちのように本当にドキってなりますよ。
杉咲について
お芝居が本当にうまいです。自分で考えた動きも出してくるし。まだ17歳ですが、すごいキャリアがある女優のように見える。大物ですよ(笑)。力があるというか、芝居も深いものがあります。宮迫さんや萬斎さんに囲まれても萎縮しないで堂々とやっている。瞬発力がすごいんです。一見小さくて可愛らしい感じなので、「大丈夫かな?」という不安感もあったんですが、現場に立つと一瞬にしてパッ!とパワーを発する。急にスイッチが入るというか。リハーサルのときと本番のときとは違う感じで、あれは見ててハッとします。それが撮っていてもスリリングです。彼女はいろんな映画を観ているし、非常に勉強家です。
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- 「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」公式サイト
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ぱんた☆ボドゲと映画好き @pantaPConly
本筋だけ追ってると「とんでも映画w」だったりするけど・・・
『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』
(迷ったけど言おう)これは木村文乃の映画です。
https://t.co/AVL3ErkuNV
彼女も、主役をやるだけの「華」を持った女優さんなのに。応援は他の人に任せますがw