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つげ義春

ツゲヨシハル

1937年10月31日東京都葛飾区生まれ。本名、柘植義春(読み同じ)。中学校へは行かずメッキ工場で見習い工として働きながらマンガ家を目指す。1951年、17歳の時に痛快ブック(芳文社)にて「犯人は誰だ!!」でデビュー。翌年、単行本「白面夜叉」で本格的にマンガ家として活動を始める。1965年に創刊されたばかりのガロ(青林堂)へ活動の場を移し、水木しげるのアシスタントを務めながら「沼」「チーコ」など短編を描く。幻想性と情緒性が織り成す世界で人気を集め、1970年に若者の間で“つげブーム”が到来。一躍マンガ界の寵児となった。その後も寡作ながら活動を続けていたが次第に執筆が苦痛になり、中古カメラ屋や売石業に転業したが挫折。この経験をもとに1985年よりCOMICばく(日本文芸社)にて、連作「無能の人」を発表した。同作は1991年、竹中直人監督・主演により映画化されヒット。これを機に再評価が高まり作品の復刻、映画化が相次いだ。以降、長い休筆期間に入り現在に至る。その他の代表作に少女から大人になる瞬間を花に喩え鮮やか描いた「紅い花」、夢をモチーフにした「ねじ式」、2004年に映画化もされた「リアリズムの宿」など。また「つげ義春とぼく」「貧困旅行記」といった随筆集も発表している。弟はマンガ家のつげ忠男。妻は元女優・故人の藤原マキ。

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