「春の夢を走る君へ」まっすぐでやわらか、ゆえに増す切なさ……野球部員×マネージャーの繊細で誠実な恋物語
高校では野球から離れると決めていた高校1年生の夏八木愛生。しかし野球一筋で1つ年上の幼なじみ・真澄から半ば強引に誘われる形で、野球部のマネージャーを務めることに。かつてのチームメイトであり、恋心を抱いていた相手でもある真澄の、何気ない言動に揺り動かされる愛生。そんな彼女の隠れた思いに、野球部所属の同級生・柴源彦だけは気づいているようで……。LaLaDX(白泉社)で2025年1月号から7月号まで連載された「春の夢を走る君へ」。単行本が9月5日に発売されたばかりの作品だ。