「旅と日々」ロケ地・神津島ツアーの参加者募集中、上映会に髙田万作が登壇

映画「旅と日々」の撮影地である東京・神津島で、12月19日から21日にツアーを実施。12月7日23時59分までツアーの特設サイトで抽選の申し込みを受け付ける。

つげ義春のマンガ「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」をもとにした本作では、うだつの上がらない脚本家・李（イ）が、旅先のおんぼろ宿で“べん造”と名乗る宿主と出会い、人生と向き合う様子が描かれる。シム・ウンギョンが李、堤真一がべん造に扮した。「夜明けのすべて」の三宅唱が監督を務める。

神津島では、劇中で李が「海辺の叙景」をもとに脚本を書いた映画内映画の撮影が行われた。「旅と日々 神津島で出会う情景ツアー」と題された本イベントでは「旅と日々」の特別上映会を行うほか、河合優実演じる渚と髙田万作扮する夏男が過ごした島のスポットを巡る。星空保護区に認定された満天の星を楽しむことができ、参加者は劇中に登場する民宿に宿泊。上映会には髙田とプロデューサーの城内政芳が登壇し、撮影時のエピソードを語る。

抽選結果は12月8日18時以降に発表。注意事項や詳細はツアーの特設サイトでご確認を。なおこのたび、撮影時の神津島の風景を収めた映像がYouTubeで公開された。

「旅と日々」は全国で公開中。同作は第78回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門にて、最高賞である金豹賞とヤング審査員賞特別賞を受賞した。

映画「旅と日々」神津島の風景