三宅唱の監督作「旅と日々」英語字幕版が上映、興行収入1億円を突破

三宅唱が監督を務める映画「旅と日々」の英語字幕版が、12月19日より東京・シネスイッチ銀座で上映される。

第78回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門にて、最高賞である金豹賞とヤング審査員賞特別賞を受賞した本作。つげ義春のマンガ「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」をもとに、うだつの上がらない脚本家・李（イ）が、旅先のおんぼろ宿で“べん造”と名乗る宿主と出会い、人生と向き合う様子が描かれる。シム・ウンギョンが李、堤真一がべん造に扮した。

なお本作は、12月13日に国内興行収入1億円を突破。28カ国の海外映画祭で上映されており、オープニング作品に選出されたギリシャの第14回アテネ・アヴァンギャルド映画祭では、会場で三宅によるメッセージがスクリーンにかけられた。韓国では12月10日に劇場公開され、公開5日間で観客動員数2万人を記録している。

「旅と日々」は全国で公開中。河合優実、髙田万作らもキャストに名を連ねる。

映画「旅と日々」本予告