「笑う門には福来たる」藤山直美、客席からの掛け声に「力をいただく」

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大阪松竹座11月公演「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」が、11月4日に開幕。25日まで上演中だ。

「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」より。

「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」より。

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「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」チラシ表

「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」チラシ表[拡大]

本作は大阪船場で三代続く荒物問屋「箸吉」に稼いだ米殻商の娘・吉本せいが、商いより芸人や寄席に夢中な夫・吉本泰三と日本一の興行師を目指す物語。後の吉本興業創業者であるせい役を藤山直美が、夫の泰三役を田村亮が務める。

「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」より。

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初日を終えた藤山は、「大阪のお客様はこういう芝居を待っていてくれてはるんやな、と感じました」とコメント。さらに上演中に客席から上がった「藤山!」という掛け声に、「歌舞伎ではありませんが、お客様からお声をかけていただくと、力をいただくような気がしますね」と笑顔で語った。

せいの弟役を務める喜多村緑郎は、襲名後初の舞台。大阪弁での演技について「歌舞伎の上方なまりとは違い、リアルな関西弁なので、まだまだです。もっと勉強しなければと思っています。出演者のみなさんは生粋の関西人で、尚且つ今回は大阪の中心で舞台をやっているので、もっともっと精進しなければと思います」と真摯に語る。

「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」より。

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せいと泰三の息子を演じる西川忠志は、父・西川きよしから「気を引き締めてやりなさい」と激励を受けたと言い、「せいさんと泰三さんが吉本を作ってくださったからこそ、父と母が出会い、僕が生まれ、さらに吉本新喜劇でお世話になっています。父は、寛美先生にも大変お世話になっていましたので、深い深い縁いっぱいの作品に参加させていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と出演の喜びを口にした。

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大阪松竹座11月公演「笑う門には福来たる ~女興行師 吉本せい~」

2016年11月4日(金)~25日(金)
大阪府 大阪松竹座

原作:矢野誠一
脚色:小幡欣治(「桜月記」より)
脚本:佐々木渚
演出:浅香哲哉
出演:藤山直美 / 喜多村緑郎、林与一、田村亮 / 石倉三郎、仁支川峰子、松村雄基 / 大津嶺子、西川忠志、東千晃、いま寛大、鶴田さやか ほか

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gyasya @gyasya

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