大阪・逸翁美術館にて、7月4日から8月30日まで企画展「KABUKI悪役づくし」が開催される。
阪急文化財団が運営する同館は、阪急阪神東宝グループの創業者・小林一三が収集した美術品を展示する美術館。名称は小林が使用していた雅号・逸翁に由来している。
今回の企画展は、歌舞伎の悪役である“敵役(かたきやく)”にスポットを当てる。高貴ゆえの冷酷さを持つ“公家悪”、色気と残酷さが同居する“色悪”、国家転覆を狙う“国崩し”、滑稽な“ちゃり敵”といった分類で役者絵を展示し、敵役の多面的な魅力を紹介していく。展示品には、初世国貞が描いた三世中村歌右衛門扮する曽我入鹿や、国周による四世中村芝翫の松永大膳、国芳が描いた二世関三十郎の伊右衛門などがラインナップされた。
なお関連イベントとして、7月11日に早稲田大学演劇博物館館長で同大学教授の児玉竜一による講演会「歌舞伎にとって『悪』とは何か~敵役の魅力から小説・映画『国宝』まで」が開催される。また、8月8日には、阪急文化財団主任学芸員の太壽堂素子が講師を務める鑑賞教室「歌舞伎の『悪役』~衣裳と面構え~」が実施される。
2026展示III「KABUKI悪役づくし」
開催日時・場所
2026年7月4日(土)~8月30日(日)
大阪府 逸翁美術館
※学生料金あり(高校生以上)。中学生以下は無料。
講演会「歌舞伎にとって『悪』とは何か~敵役の魅力から小説・映画『国宝』まで」
開催日時
2026年7月11日(土)14:00~15:30
出演
講師:児玉竜一
鑑賞教室「歌舞伎の『悪役』~衣裳と面構え~」
開催日時
2026年8月8日(土)10:30~12:00
出演
講師:太壽堂素子
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歌舞伎の“敵役”が持つ魅力に迫る、逸翁美術館で「KABUKI悪役づくし」展
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