YOSHIKI緊急会見でX JAPANカウントダウンライブ発表

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本日9月15日、国立代々木競技場オリンピックプラザにてYOSHIKI(X JAPAN)が緊急帰国記者会見を行った。

X JAPANとは?

1982年にYOSHIKI(Dr, Piano)とToshl(Vo)を中心に結成される。インディーズで絶大な人気を誇り、1989年にアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーシーンに進出する。派手なメイクと衣装に代表される独特のスタイルが大きく注目される一方で、ハイクオリティなヘヴィメタルサウンドと確かな演奏力が高評価を獲得。攻撃的なメタルナンバーとドラマチックなバラードの双方に定評があり、ヴィジュアル系バンドの先駆者的存在としても認知されている。人気絶頂の1997年、ToshIの脱退宣言を機に解散。再結成が熱望されるも翌1998年にHIDEが急逝し復活は絶望視される。しかし2007年10月に突然活動再開を宣言し、復活第1弾となった新曲「I.V.」はハリウッド映画「SAW4」のメインテーマソングに採用された。2008年3月には復活の東京ドームライブを3日間にわたり開催。2009年5月にはSUGIZO(G)が新メンバーとして正式加入した。2010年8月には米の大型ロックフェス「ロラパルーザ」に出演し初の全米ツアーを行ったほか、日産スタジアムでの2DAYSライブも開催。2011年にはヨーロッパ、日本、南米、アジアを回るワールドツアーを、2014年10月にはアメリカ・ニューヨークのMadison Square Gardenでのワンマンライブを成功に収めた。2015年には宮城・石巻 BLUE RESISTANCEで東日本大震災の復興支援チャリティライブを行い、2800万円を超える寄付金を集めた。2017年3月にイギリス・The SSE Arena, Wembley公演を開催し、それと同時にドキュメンタリー映画「We Are X」を公開。5月にYOSHIKIが人工椎間板置換手術を受けたため、7月の日本国内ツアーを急遽アコースティック編成で行った。2018年9月に千葉・幕張メッセ国際展示場1~3ホールでワンマンライブ「X JAPAN Live 日本公演 2018~紅に染まった夜~ Makuhari Messe 3Days」を開催。3日目公演では台風の影響により“無観客ライブ”を敢行し、世界に向けてその模様を生中継した。

YOSHIKIは「ROCKSTAR」とコラボレーションしたランボルギーニで登場。

YOSHIKIは「ROCKSTAR」とコラボレーションしたランボルギーニで登場。

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今回はファン参加型の記者会見。YOSHIKIがファンの前に姿を現すのは5月に行われた「hide memorial summit」以来4カ月ぶりとあって、当日は早い時間から大勢のファンが詰めかけた。会見開始まではX JAPANの過去のライブヒストリーをまとめた映像が上映され、ファンは本物のライブさながらの盛り上がりを見せながら会見スタートを待った。

この日の会見は予定時刻より約40分遅れでスタート。YOSHIKIは会見会場に、ランボルギーニを自ら運転して颯爽と登場。集まったファンの大歓声を受けながら登壇した。

ステージに現れたYOSHIKIは、「ひさしぶりの記者会見だから、ファンのみんなも呼んでみたら?って言ったらこんなに集まっちゃって…」と、大熱狂の会場を前に苦笑。そしていきなり「先に言っておきますけど、今年年末にカウントダウンライブを日本で開催します」と発表し、会場は騒然となった。

その後、YOSHIKIによる新たなプロジェクトとして、アメリカ生まれのエナジードリンク「ROCKSTAR」の日本におけるエグゼクティブプロデューサーをYOSHIKIが担当することも発表。アメリカでの発売元の社長とYOSHIKIに親交があり、YOSHIKIもアメリカで「ROCKSTAR」を愛飲していたことから、「ROCKSTAR」のイメージにぴったりなYOSHIKIのプロデュースが実現した。「ROCKSTAR」は明日9月16日より日本国内で発売が開始される。購入者を対象にしたコラボグッズのプレゼントキャンペーンなど、今後はさまざまなプロジェクトが展開される予定。

その後YOSHIKIから、5月の「hide memorial summit」以来の生活についての話が披露された。ロサンゼルスで、健康に気をつかいながら病院に通う生活を続けていることをユーモアを交えながら語り、「X JAPAN再結成しちゃいましたんで、やるしかないんです」と、今後の音楽活動について決意を新たにしていた。

また、カウントダウンライブについては「場所はまだ発表できません。『言わないでください』って言われてるんですよ、だって言ったらみんなまた会場に電話するでしょう?それで中止になっちゃうんだもん!(笑)」と、場所の明言を避けた。しかし「あと、サンタクロースの時期にはそういった企画のライブを日本でやることを考えています。ほぼ決定しています」と、クリスマスライブを国内で開催することも明らかにした。

延期になったワールドツアーに関しても触れ、パリ公演が11月に再決定したことについて「今回こそやらないとマズいですよね(笑)」とコメント。会見直後に自家用ジェットで台湾に渡り、ハードスケジュールのアジア5カ国プロモーションを実施する彼は、今回は訪れない中国から、北京五輪のメイン会場となった北京国家体育場(通称・鳥の巣)でのライブを実施するオファーが来ており、現在開催に向けて調整中であることも明らかにした。

日本国内での今後のリリース予定は「まだ言えません」と言いつつも「日本でコンサートやるんだから、普通リリースするでしょう?(笑)実はまた新曲を書いてしまいました。今度はもっと激しいかもしれない」と、新曲の発表についても含みを持たせた。

このほか、2010年の黒澤明生誕100周年全米プロジェクトの音楽をYOSHIKIが担当することなども発表。まさにサプライズづくしで、ファンにとっては嬉しい記者会見となった。

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