スガシカオ、FUNK色濃厚アゲアゲツアーが福岡で終幕
2009年11月24日 10:26 1
今年で3年目の開催となる「FUNK FIRE」は「ファンク」をコンセプトにした、バラード曲は一切なしという独特のセットリストが展開されるライブシリーズ。この日もアッパーチューンが多数連発され、オーディエンスを熱狂の渦へと巻き込んだ。
ライブのオープニングを飾ったのは「ドキドキしちゃう」。この曲で会場をアゲアゲムードに染め上げたスガは、2曲目の「コノユビトマレ」でオーディエンスの興奮をさらに煽っていく。そして威勢のいい「新曲いくぜ！」という声に続き、Mummy-D（RHYMESTER／マボロシ）とのコラボナンバー「はじまりの日 feat.Mummy-D」を熱唱。この日は、Mummy-D抜きの“FUNK FIREバージョン”が披露されフロアを躍らせた。
中盤のメドレーコーナーでは、FLYING KIDS「炎（ファイヤー）」のカバーや新曲「サヨナラホームラン」などが披露され会場を沸かせる。さらにジャジーなアレンジの「これからむかえにいくよ」に続いては、青い照明が清涼感を演出する中で「青空」がしっとりと歌い上げられた。
その後は再びファンクモードに突入。パーティ気分を盛り上げる「Party People」をはじめ、「FUNKAHOLiC」「正義の味方」「俺たちファンクファイヤー」などゴキゲンなアッパーチューンが次々と演奏される。「午後のパレード」ではスガの動きにあわせて、オーディエンスが両手をあげてジャンプ。そしてそのまま会場との一体感を保ったまま、本編のラストナンバーとして「13階のエレベーター」が演奏された。
一旦ステージを降りたスガだが、アンコールに応え再びステージに。アンコールとして「19才」「イジメテミタイ」をパフォーマンスした後、巨大なクラッカーを「俺たちファンクファイヤー！」の掛け声で客席に発射。最高の盛り上がりの中ライブは終幕するはずだったが、場内アナウンスが流れた後もオーディエンスはシカオコールを上げ続ける。その声を聞いたスガはダブルアンコールとして「ストーリー」を披露し「ありがとう。また会おうぜ!!」とファンに告げ去っていった。
なお、スガは11月24日に弾き語りツアー「Hitori Sugar Tour 2009 Vol.16-18」の最終公演を島根・松江テルサホールにて実施。その後、初のロンドン公演を含む「スガ シカオ JAPAN-UK サーキット」を開催する。
「SUGA SHIKAO "FUNK FIRE '09"」Zepp Fukuoka公演セットリスト
01. ドキドキしちゃう
02. コノユビトマレ
03. はじまりの日
04. Loveless
05. SPIRIT
06. メドレー（Go!Go! / たとえば朝のバス停で / 炎（ファイヤー）/ サヨナラホームラン＜新曲＞）
07. これからむかえにいくよ
08. 青空
09. Party People
10. FUNKAHOLiC
11. 正義の味方
12. 310
13. 俺たちファンクファイヤー
14. 午後のパレード
15. 奇跡
16. 13階のエレベーター
＜アンコール＞
01. 19才
02. イジメテミタイ
＜ダブルアンコール＞
01. ストーリー
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