GAP40周年企画でくるり×ユーミンの“洗濯”コラボ

ファッションブランドGAPが創立40周年キャンペーンの新企画「GAP 40TH ANNIVERSARY HOLIDAY」を明日10月6日より開催する。本日10月5日、六本木ヒルズアリーナでこのキャンペーンの記者発表会が行われ、メインキャラクターに選ばれたくるりと“スペシャルゲスト”が出演した。

「HOLIDAY」キャンペーンは8月よりスタートした「FALL」キャンペーンに続いて行われるもの。記者発表会にはマスコミ各社のほか、抽選で選ばれたくるりのファン50名も招待され、くるりとスペシャルゲストの登場を待った。

発表会ではまず全身をGAPのアイテムで固めたくるりが登壇し、キャンペーンに関するトークを展開。岸田繁（Vo,G）はキャラクターに選ばれたことを聞いた時の心境を「最初に聞いた時は緊張しました。『えー！わたしらでいいんですか！』って感じですごく驚きました」と語った。また佐藤征史（B）は「銀座の有名なフルーツパーラーでパフェを食べているときに話を聞いたんですけど、パフェの甘さが感じられないぐらいびっくりしました（笑）」と語り、集まった観客を笑わせた。

さらにくるりの2人によるバックボードの除幕式が行われ、ステージ上にはスペシャルゲストの松任谷由実が登場。会場のファンからは大きな驚きの声が上がった。そして、2組がキャンペーンソングとして“くるりとユーミン”名義の「シャツを洗えば」を制作したことを発表した。

その後のトークで2組はコラボレーションまでのいきさつを説明。もともとユーミンが数年前からくるりのライブを観に行くなど親交があったこと、10月21日リリースのくるりトリビュートアルバム「くるり鶏びゅ～と」にユーミンが参加したことなどから、今回のコラボレーションに結びついたと経緯が語られた。

「シャツを洗えば」の制作過程に話が及ぶと、ユーミンから歌詞のテーマを「洗濯」と提案された岸田が、衆院選の時期だったことから「選択」と誤解し「難しいテーマやなー！って思ってしまいました（笑）」というエピソードも披露。ユーミンは「気に入ったシャツを丁寧に洗濯して着ていくことは、どんなハイエンドブランドを買うことよりも大事だし、どんなファストファッションよりもエコロジーだと思う。そういう気持ちがこもった曲ができてうれしいです」と語った。

このキャンペーン期間中、GAP各店で4000円以上の買い物をすると全員に「シャツを洗えば」の着うたがプレゼントされる。また、このうち抽選で400組800名が12月21日にSHIBUYA-AXで行われるスペシャルライブ「GAP 40TH ANNIVERSARY ICONIC MUSIC LIVE」に招待。このライブにはくるりとユーミンも出演し、「シャツを洗えば」をライブ初披露する。