中島愛、念願の初ツアーで「マクロスF」新曲をお披露目

2009年8月3日 18:06 5 音楽ナタリー編集部

中島愛が7月30日、SHIBUYA AXにて東名阪ツアー「中島愛 First Live Tour 2009 ～サウンド・ラズベリー～」ファイナルとなるワンマンライブを行った。

中島愛とは？

アニメ「マクロスF」のヒロインのランカ・リー役に抜擢され、2008年6月に「ランカ・リー＝中島愛」名義によるシングル「星間飛行」で歌手デビュー。2009年1月に個人名義で初のシングル「天使になりたい」を発表した。2014年3月より音楽活動を休止していたが、2016年12月に活動再開し、2017年2月には復帰第1弾となるシングル「ワタシノセカイ」、10月には復帰第2弾シングル「サタデー・ナイト・クエスチョン」をリリースした。デビュー10周年を迎えた2019年1月に初のカバーアルバム「ラブリー・タイム・トラベル」を発表。同年6月5日、30歳の誕生日には初のベストアルバム「30 pieces of love」および初のアナログ盤「8 pieces of love」がリリースされた。2021年2月に5thアルバム「green diary」発売。2023年6月にデビュー15周年を迎え、7月にニューシングル「equal」をデジタルシングルとしてリリースした。

ツアー直前の6月5日に20歳の誕生日を迎えたまめぐ。大人びた深紅のドレスとまっすぐ伸びた黒髪に、会場からは大きなどよめきが。新曲「Raspberry Kiss」は彼女が「20歳の今のまんまの私」をすべて込めた、まめぐ曰く「デスコ的な？」ナンバーだ。

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今回のツアーでは各会場に、女性専用「桃組エリア」を完備。東京公演には「マクロスF」の大ファンだという小さな女の子から「ランカ・リーのうちわを持ってきたの！」というかわいい声援が飛び、会場全体がすっかりなごんでしまう一幕も。

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この日のライブでは「天使になりたい」や「星間飛行」「Be MYSELF」といった人気のナンバーに加え、このツアーに合わせて制作された配信限定シングル「Raspberry Kiss」や、レッスンを受けながら歌手を目指していた頃に毎日聴いていたという河合その子「青いスタスィオン」のカバーも披露した。

さらに、坂本真綾が作詞、菅野よう子が作曲を手がけた新曲「そうだよ」も熱唱。この曲は、11月21日より全国公開される映画「劇場版マクロスF 虚空歌姫～イツワリノウタヒメ～」のために作られたもの。マクロスファンには一足早いプレゼントとなった。なお、この楽曲のリリース情報は現在のところ未定となっている。

アンコールでふたたび披露された新曲「Raspberry Kiss」では、演奏前にまめぐが直々に振り付けを指南。まめぐ先生の丁寧なレクチャーにより、会場内はパーフェクトなまでの一体感に包まれた。

「中島愛 First Live Tour 2009 ～サウンド・ラズベリー～」2009年7月30日（木）SHIBUYA-AX公演セットリスト

01. 天使になりたい
02. What 'bout my star@Formo～ライオン（メドレー）
03. 私の彼はパイロット
04. 天使の絵の具
05. パイン
06. Raspberry Kiss
07. 青いスタスィオン
08. ノスタルジア
09. ねこ日記
10. 蒼のエーテル
11. そうだよ
12. アナタノオト
13. Shining on
14. 星間飛行

＜アンコール＞
15. Be MYSELF
16. Raspberry Kiss
17. 天使になりたい

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