スマートフォン向け総合エンタメアプリ・UULAにて、
「恋守歌」は柴咲コウが歌唱と作詞を、笹川美和が作曲を担当し、柴咲の最新アルバム「リリカル*ワンダー」に収録されたオリジナル曲。ビデオクリップでは、幻想的なストーリー仕立ての映像の中で2人が初共演を果たしている。互いに惹かれ合いながらもこれまで実現しなかった現場での共演は、「まるでライブのような感覚だった」と2人が口をそろえるように、それぞれの音楽性を最大限に引き出し合ったパフォーマンスとなった。
なお今回のPVは2バーションあり、1つは恋する女性の移り気を表面的に捉えた内容、もう1つはその恋心の裏に隠れた淫靡な性にフォーカスしたもの。2つが対になり1つの物語を構成している。
柴咲コウ コメント
普段から笹川さんの曲を聴いていて、カラオケでも歌わせていただいていたので、映像の中で一緒に共演する事を最初は想像も出来なかったし、このお話を引き受けていただけたのは、私にとって夢のようでとっても嬉しかったです。すごく短い時間で残念な気持ちではあったのですが、いつもの撮影とはまたちょっと違うドキドキ感と緊張感があって、思わずライブのような感覚で歌ってしまった所がありました。詞はこの作品が持つ色合いを意識して書きました。笹川さんが作る世界観を崩したくなかったですし、その世界観に埋没していきたいという意識を持って考えました。笹川さんが作った自分の心の内側を見つめる感覚を想像しながら、大切にしながら作りました。
笹川美和 コメント
柴咲さんのミュージックビデオに一緒に出させていただく事は、私にとってあり得ない事だったので、本当に光栄な事だと思っています。撮影現場でお会いし、こんなキレイな方とお仕事が出来ているんだという事を嬉しく思いました。本当にライブをしているかのような気持ちで伴奏をしていました。柴咲さんの声を存じていたので、その声を存分に生かせるようなメロディラインにしたいと思い、作曲をさせていただきました。柴咲さんの歌詞は、古典的であり、また幻想的な物語だと感じました。その、浮き世離れした世界を、シンプルながら力強く描き出していると思います。不思議な空間が、そこにはあります。一時、逃避して、この世界に身を任せて、楽しんでみてください。よろしくお願いいたします。
ヒグチリョウ監督 コメント
「恋守歌」はご承知の通り、恋愛について歌っている楽曲になります。恋愛は、落ちるもので、溺れるもの… 好きになってしまったヒトは自分ではどうすることも出来ず気持ちが振り回されてしまったり、気持ちがどうどう巡りをしてしまったりするもので、ひとりきりで悶々とした欲求が止まらず、相手を想う気持ちに押しつぶされそうになったりするものだと思います。そして、その「恋愛」を映像として描く際、様々な手法や捉え方があるかと思いますが、熟考した結果、今作では、大きく “2つの視点” で捉えてみようと考えました。恋愛に振り回される様子を表面的に捉えたものと、あまり人には言えない淫靡な性の気持ちにフォーカスしたものです。両バージョンとも巡る想いと、上がっては落ちる気持ちの浮遊感をミックスしながら、ひとつの情景を視点の違いで描いております。どうぞご覧下さい。
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