歌モノバンドものんくる、菊地成孔プロデュースでデビュー

女性ボーカルの4人組バンド、ものんくるが5月22日に初のフルアルバム「飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち」をリリース。タワーレコードでは昨日4月24日から先行発売されている。

ものんくるは、アニメ「LUPIN the Third～峰不二子という女～」の劇中歌を歌ったボーカリストの吉田沙良と、作詞・作曲・編曲をすべて手がける角田隆太を中心に2011年に結成。角田はウッドベース奏者としても日本ジャズ界のメインストリームで活躍している。ものんくるの歌詞は全曲日本語で、サウンドはブラジルのミナス派、東欧のアコースティックプログレなどと共振したものとなっている。

菊地成孔はサウンドプロデュースのほか、一部の作曲とサックス演奏でもアルバムに参加。さらに4人のホーンセクションを迎えてレコーディングが行われている。なお菊地成孔が女性ボーカルもののトータルプロデュースを行うのは、2006年に発表されたUAとのコラボアルバム「CURE JAZZ」以来となる。

ものんくるは6月2日に神奈川・Motion Blue YOKOHAMA、6月13日に東京・青山CAYにてレコ発ワンマンライブを実施。青山CAYにはオープニングDJおよびゲストサックスプレイヤーとして菊地成孔が出演する。

ものんくる「飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち」収録曲

01. 希望のこと
02. まりおねっと
03. FLOWER
04. 優しさを重ねること
05. ～Introduction～
06. 春を夢見る
07. 穏やかな日曜日へ
08. さようなら
09. 知らない空
10. バクの国から来た少女

■ものんくる『飛ぶものたち、這うものたち、歌うものたち』告知動画