昨日4月14日、
場内が暗転すると客席前方のドアが開きメンバーが登場。満面の笑みを浮かべた彼らはオーディエンスと触れ合いながらステージにたどり着くと、シンノスケBoysの「Are you ready?」というシャウトを口火にライブをスタートさせた。3人は楽曲ごとにパートチェンジをしながら、初のベスト盤「THANK YOU!!!」からの楽曲を次々と熱演。フロアの両脇に設営されたミニステージにマーヤLOVEとシンノスケBoysが移動しギターを背中で弾いてみせたり、リンダdadaがポーズをとったり、踊ったりと予測不可能なステージを繰り広げていく。
そしてこの日は観客を驚かせるスペシャルゲストとのセッションも実現。中盤で突然N'夙川BOYS結成からこれまでの歴史が紹介され、マーヤLOVEが「初めてのライブであの曲をやったな」と懐かしそうに口にする。するとスクリーンにはシンノスケBoysが映画「モテキ」のDVDパッケージをいじったり眺めたりしている様子が投影され、それを横目にマーヤLOVEは「『モテキ』が公開された頃に出会った人がいて。その人も俺らが初めてのライブでやった曲を歌ってて。今日はその方が来てて」と意味深につぶやく。その言葉に続いて出てきたのは、グレーのスーツを身にまとい、ソプラノサックスを手にしたレイザーラモンRG。彼は「いつもは椿鬼奴とやってるんですけど、今日は浮気していいですか?」とリンダdadaを見つめながらつぶやくと、夙川の3人と一緒にBARBEE BOYSの名曲「目を閉じておいでよ」をセッションした。息の合った共演に観客が沸く中、RGは夙川の奏でる「プラネットマジック」をバックに「夙川あるある」を披露。「夙川は薄い布が大好き」というあるあるネタを歌い上げ、会場の笑いをさらっていた。
ゲストとのセッションのあとも、3人は全身全霊のステージを展開。シンノスケBoysが2階席から爆音を鳴らした「Candy People」、観客に支えられながらマーヤLOVEが絶唱した「死神DANCE」などが会場を盛り上げていく。終盤にマーヤLOVEは「AXでワンマンやれてよかったです。絶対もっかいやるわ。ここがちっさいライブハウスだって言えるようになって帰ってくるぜ!」とさらなる飛躍を近い、約3時間におよんだライブを大団円に導いた。
なお「N'夙川BOYSのオールァイ ニードィズ サンクス!!! パーティー」は5月24日に愛知・名古屋CLUB QUATTROでツアーファイナルが行われ、6月1日に沖縄・G-shelterでアフターパーティが開催される。
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音楽ナタリー @natalie_mu
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