惑星アブノーマル、観客釘付けにしたレコ発ライブ

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惑星アブノーマルが4月5日、東京・渋谷milkywayにてライブイベント「“何でも無い凶器”全国発売記念公演『脳移植イースター』」を行った。

4月5日に東京・渋谷milkywayで行われた「“何でも無い凶器”全国発売記念公演『脳移植イースター』」の様子。

4月5日に東京・渋谷milkywayで行われた「“何でも無い凶器”全国発売記念公演『脳移植イースター』」の様子。

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アレックスたねこ(Vo)

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テナ・オンディーヌ(Syn, Key)

テナ・オンディーヌ(Syn, Key)

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これは惑星アブノーマル初の全国流通盤となったミニアルバム「何でも無い凶器」のレコ発イベント。ソールドアウトとなったこの日はKent Kakitsubata、ヒグチアイも出演し彼女たちの新作発売を祝った。

トリで登場した惑星アブノーマルは、跳ねるリズムとポップなサウンドを持った「流星」からライブをスタート。軽快な楽曲でフロアを埋めつくす観客の心をつかむと、続く「月夜海水浴」で場内を一気に不穏なムードに変える。アレックスたねこ(Vo)は身を乗り出して怒気をはらんだ歌声を響かせ、テナ・オンディーヌ(Syn, Key)は力のこもった演奏をしてオーディエンスを惹きつけた。

2曲が終わると、「罪人たちが夢のあと……」とたねこの独擅場といえるMCが繰り広げられる。彼女は「ようこそおいでくださいました地球人諸君! 私、魔術師アレックスたねこでございます」と挨拶し、その強烈なキャラクターを観客に印象付けた。

「神様ごっこ」「フラレ唄」「犬」とミニアルバムのナンバーが連投されたあとは、切ない雰囲気の「臆病者ラプソディー」が届けられる。たねこは曲ごとに表情を変えながら、迫力あるパフォーマンスを展開し観客の目を釘付けにしていった。そしてバンドは起伏あるメロディの「ユキコ」、エモーショナルな「愛してやまない」と、新作未収録のナンバーを立て続けに披露しさまざまな側面を見せつけた。アンコール曲の「転生」では、轟音のバンドアンサンブルとたねこの絶唱が会場を包む。最後にはテナが奏でる幻想的な鍵盤の音色で静かに締めくくられた。

なお今後惑星アブノーマルは4月12日に愛知・名古屋ell.SIZE、13日に大阪・アメリカ村CLAPPER、14日に京都・京都MOJOにてライブイベント「ロックンロール・スイシーダ」に出演する。

“何でも無い凶器”全国発売記念公演「脳移植イースター」2013年4月5日セットリスト

01. 流星
02. 月夜海水浴
03. 神様ごっこ
04. フラレ唄
05. 犬
06. 臆病者ラプソディー
07. ぬすっと
08. ユキコ
09. 愛してやまない
<アンコール>
10. 転生

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