昨日3月23日、
最初にステージに登場したtricotは「夢見がちな少女、舞い上がる、空へ」を爆音で披露。途中、イベント名にちなんだ「キノ」「シタ」というコール&レスポンスを盛り込みながら、4月24日にリリースする1stシングル「99.974℃」や人気曲「爆裂パニエさん」を豪快にかき鳴らし、しっかりとその存在感をアピールした。
tricotがステージを離れると、間髪入れずに細美によるDJタイムがスタート。フロアの左手に組まれたDJブースに人がなだれ込む中、細美はテクノ中心の選曲で会場を一気にクラブへと変貌させた。
続くTHE BACK HORNのステージでは1曲目「雷電」のサビからモッシュが発生し、2曲目の「声」でフロアの興奮は早くも最高潮に。MCでは松田晋二(Dr)が「15年くらい前に木下という、いろんな意味ですごいヤツがいるという評判を聞いてから、なかなか一緒に演る機会がなくてお互いそれぞれの道を歩んできたわけですが、15年後にこうして声をかけてもらって非常にうれしく思います」と語る。その後は激しいロックナンバー「シンフォニア」、そして「ブラックホールバースデイ」「コバルトブルー」というライブ定番のキラーチューンを畳み掛け、オーディエンスを狂喜乱舞させた。
そしてトリを務めるのは本日の主役であるART-SCHOOL。木下理樹(Vo, G)、戸高賢史(G)、中尾憲太郎(B)、藤田勇(Dr)の4人は3月13日にリリースされたニューアルバム「The Alchemist」収録の「Dead 1970」からライブをスタートさせる。爆音が会場を飲み込む中、彼らは新旧の人気曲を立て続けに演奏。木下は「こんばんは、ART-SCHOOLといいます。今日はtricotとTHE BACK HORNと細美くんに感謝してます。ありがとう」と挨拶した。
ライブ終盤では「The Alchemist」から新曲を連発。アルバムに参加したサックス奏者やバックコーラスらのゲストも登場し、ステージに重厚感や華やかさを加える。本編ラストの「あと10秒で」では4人が一体となって激しいプレイを見せ、会場は興奮のるつぼと化した。
ART-SCHOOL「KINOSHITA NIGHT 2013」
2013年3月23日(土)東京都 SHIBUYA-AX
<出演者>
ART-SCHOOL / THE BACK HORN / tricot
DJ:細美武士(the HIATUS)
2013年3月24日(日)東京都 SHIBUYA-AX
<出演者>
ART-SCHOOL / BIGMAMA / 0.8秒と衝撃。
DJ:細美武士(the HIATUS)
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