小林ゆう落語家デビュー!“女子萌え落語”でアキバを魅了

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落語4編を収めたアルバム「モエオチ!」を発表した小林ゆうが、昨日8月5日に東京・秋葉原のショップ2店舗でアルバム発売記念イベント「“納涼 生・萌え落語”ライブ&握手会」を行った。

落語家としてのデビューを飾った小林ゆう。

落語家としてのデビューを飾った小林ゆう。

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舞台ではナタリーストアとのコラボ展開「画伯といっしょ!」シリーズとして作られたオリジナルの高座扇が使われた。

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さまざまな声色を操る声優ならではのスタイルで落語界に新風を巻き込んだ小林ゆう。

さまざまな声色を操る声優ならではのスタイルで落語界に新風を巻き込んだ小林ゆう。

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小林はこの「モエオチ!」で、古典落語を秋葉原文化に寄せてアレンジした新ジャンル“女子萌え落語”に挑戦している。今回のイベントは、この“女子萌え落語”のお披露目会。店舗イベントスペースには高座に座布団、金屏風からなる本格的な舞台が用意された。

1店舗目のAKIHABARAゲーマーズ本店で披露されたのは、アルバムに収録された演目「微レ存 ~フルボッコの神降臨~」。初めて描き上げたマンガを“コミケ”に出店したい女性が、オタク事情に詳しい先輩にアドバイスをもらううち、マンガのタイトルがどんどん長くなる、という「寿限無」をモチーフにした本格落語だ。高座に上がった小林は床にこすり付けるほど深々と頭を下げたが、これは彼女が尊敬してやまない落語家、故・立川談志のスタイルを真似たものだという。

小林は「微レ存微レ存妹百人萌え萌え祭り、ツンデレヤンデレのメイドコス水着コスブルマコス……」と「寿限無」同様に長いセリフをすらすらと語り、ときには即興でアレンジを加えながら、観客をどんどん「微レ存」の世界へと引き込んでいく。観客は、役に応じてときおり破天荒な動きを見せる小林にはらはらしつつも、最後にばっちりオチが決まると拍手喝采。彼女にとって念願だった落語への初挑戦は大成功に終わった。

またアキバ☆ソフマップで行われた第2部では、「死神」をモチーフにモテない男性の悲哀を描いた「タヒネ申~彼女いない暦=享年」が披露された。なおYouTubeのインターネット放送局「フィールドキャスター」では、第1部の様子が動画で公開されている。

■小林ゆう 「女子萌え落語・微レ存」 古典落語を演ったら萌えちゃった!

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