昨日5月21日、
木下理樹(Vo, G)と戸高賢史(G)にサポートメンバーを加えての新編成でライブを行うのはこの日が初。今回は2人と共に中尾憲太郎(B)と藤田勇(Dr)がステージに立ち、新たなスタートを印象付ける強烈なパフォーマンスを繰り広げた。
満員のファンが固唾を呑んで見守る中、ステージに4人が登場。大きな拍手と「お帰り!」という声に迎えられるが、いきなり1曲目から新曲を演奏してフロアを仰天させる。中尾の重く太いベースラインと、藤田の激しいドラムから始まった新曲はこれまでにない重量感を感じさせるナンバー。その後も疾走感たっぷりのポップな楽曲からダークで妖しい雰囲気を漂わせるナンバーまで、幅広いタイプの新曲ばかりを8曲連続で演奏。最初は彼らのダイナミックなサウンドに圧倒されていたオーディエンスも、徐々にその世界になじんでいき、身体を揺らしながら力強いアンサンブルを楽しんでいた。
新曲を連発した後、木下はファンに向かって両腕を挙げて「ただいま!」と挨拶。ファンからは改めて、復活を祝う言葉や温かい拍手が贈られた。そして木下が「今日はいい夜になるといいですね。みんな盛り上がっていってください」と語った後、ライブは後半戦へ。さらにたくましさを増したアレンジの「車輪の下」で後半戦の幕が上がると、「水の中のナイフ」「あと10秒で」「ロリータ キルズ ミー」などの代表曲を連発する。会場の熱気もますます上昇していった。
最後の曲に入る前、木下に促されて戸高も挨拶する。「お久しぶりです。こういう感じになって帰ってきました。リッキー以外全員博多ですね(笑)」と、同郷のサポート陣を振り向きながら笑顔で語っていた。そして木下が「この曲を最後に僕たちは帰ります」と話すと、会場からは残念そうな声が上がる。「だってフリーだし……(笑)」と木下が苦笑いする中、最後に披露されたナンバーも新曲。ゆったりとしたテンポに乗せて4人が轟音を鳴らす、壮絶な楽曲で本編が締めくくられた。
その後もアンコールを求める声は止まず、4人は再びステージへ。「ありがとう」という木下の短い言葉に続いて「MISS WORLD」を力強く演奏し、ファンの歓声に応えていた。
ART-SCHOOLは所属レーベルをKi/oon Musicに移籍し、今年夏にはニューアルバムをリリースする。この日オーディエンスを圧倒した新曲も、アルバムで聴くことができそうだ。また、アルバムリリース前の6月2日・3日には、SHIBUYA-AXにて自主企画イベント「ART-SCHOOL presents『KINOSHITA NIGHT 2012』」を開催する。このライブのサポートは中尾と桜井雄一(Dr)が務める。今後の彼らの活動も楽しみにしておこう。
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音楽ナタリー @natalie_mu
ART-SCHOOL新体制お披露目ライブで一挙に新曲9曲披露 http://t.co/p56mNNDo